大政奉還150年の二条城 [日記]
1カ月ほど前になりますが、冬晴れの土曜日に二条城に行ってきました。
これまでも何度か二条城のことはこのブログにも書いていたと思いますが、だいたい同じような内容になってしまいます^^;
この日は1月28日。梅の季節にはまだ早く、特に何か見たいものがあったわけでもないのですが、なぜか二条城に行こうとうことになりました。あえて言えば、ポケGOかな…^^;
その二条城は、東大手門が現在修復工事中。来年3月いっぱいはかかるようです。
なので竹屋町通側の北大手門から入城することになります。
梅や桜の季節に来た時に、業者さんの車が出入りするのか、空いているのを見る門ですが、今回はじめてこの門をくぐりました。
北門からはまっすぐ南下して、東大手門のすぐ西側にある唐門へ。
こちらは2013年に修復されて日も浅いので金ぴかです。屋根の独特のカーブは「唐破風」と呼ばれているそうで、唐破風を持つ門を唐門と呼ぶのだそうです。
二の丸御殿内部は撮影禁止。入り口横から見ると、今日もたくさんの人が来られているようです。
二の丸御殿は車寄、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が東南から北西にかけて、ギザギザ状というか斜めに立ち並んでいます。大政奉還が行われたのは、ここの大広間。
ここが大広間の外側になりますが、今は障子があけられてガラス戸になっています。ふだんは内部の障壁画などを保護するために障子は閉められているのだと思いますが、今回こうしてガラス戸になっているのは、大政奉還150周年の記念特別企画なんだそうです。
かつては二の丸御殿に匹敵する規模があったという本丸御殿は1788年の天明の大火で焼失。現在の建物は京都御所にあった旧桂宮邸を明治期に移築したもの。14代将軍家茂に嫁がれる前に和宮さまがお住まいの建物だそう。
内堀の内側の南西角には天守閣跡があります。
この案内板にあるとおり、二条城の天守閣は、寛永三年(一六二六年)に伏見城から移築されたもので、五層の天守だったそうです。ここに天守閣があったら、京都の風景や雰囲気も今とは少し変わったものになっていたかもしれません。
天守台の高さは21mで、それほど見晴らしがいいとは言えませんが、五層の天守の上からは、京都中が見渡せたのでしょう。
本丸御殿や比叡山もきれいに見えていました。
梅林はまだこの時期はほんのりと色が見える程度ですね。
徳川が作ったお城なので、大きな石で組まれた石垣は見事です。 他のお城のように、こうした堀沿いまでは無料で散策できるようにすれば、こんな風景も京都の一部として認識されるのかもしれませんが…。
京都に住んでいて二条城に入ったことの無い人は相当数いるでしょうし、おそらく今も入場者の大多数は観光客の方なんじゃないでしょうか。市民の財産なのになんかもったいない気がします。二の丸御殿だけ有料にして、あとは城址公園にしたりはできないのかな…
敷地の一角には、信長の旧二条城の遺構もあります。旧二条城の位置はもっと北東方向の御所の方ですが、同じ二条城の名前を持つからか、地下鉄工事の時に烏丸下立売で発見された石垣の遺構がここに移されています。
平安京内裏、信長の旧二条城、秀吉の聚楽第、徳川の二条城と、このあたりは幾重にも歴史の遺構が存在していますね。
今日は朝から雪がちらちらしたりする真冬のような寒さですが、そろそろ二条城も梅の見頃になるんじゃないでしょうか。この週末あたりは大勢の人で賑わうのでしょうね。
二条城〜
7年くらい前のオフ会で行ったなあ〜♪
懐かしく思い出します。^^
by hatumi30331 (2017-02-25 13:17)
お堀の映り込み、美しいですね♪
by めぎ (2017-02-25 16:11)
二条城へは入った記憶がありません。一度は行きたいと思っています。
by たいちさん (2017-02-26 19:33)
大坂城にのあれ・・・
ロードトレインって言うんですね。^^
梅林見て来たんですか?
by hatumi30331 (2017-02-28 23:28)