山形 山寺 [日記]
7月の東北旅行、3泊4日の最終日は朝から山形の山寺へ行ってきました。
山形の山寺といえば多くの方がお存じだと思いますが、正式には立石寺(りっしゃくじ)って言うんですね。もちろん山寺が正式な寺号だとは思ってはいませんでしたが^^;
山上に広がる境内はかなり広く、絵図からも岩場、断崖があるのがわかります。
ここで拝観料を払って入山します。看板には「登山口」との表示も…小雨の中の登山です。
ここからは約1000段の階段を上っていきます。東北地方の梅雨明け前とはいえ、土曜日だったこともあったのでしょう、思ったより多くの方がいらしてました。
立石寺は古くから「奇岩怪石」の霊窟として知られていたそうで、かつての修行僧たちはこうした岩々を駆け巡ったり、座禅をくみながら心身を鍛えたそうです。
その岩肌には摩崖仏がありました。この仏さまは平安時代初期のものだとか。
風雨が長い時間をかけて削ってできたという阿弥陀如来像。彌陀洞(みだほら)というそうです。
彌陀洞の少し手前には、せみ塚の看板がありました。松尾芭蕉の「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句は、この地で詠まれたもの。恥ずかしながら知りませんでした^^;
写真右下の黒っぽいのがその塚のようですが、逆光だったのでよくわかりませんでした。説明では芭蕉のこの句を詠んだ短冊を埋めて塚をたてたとありましたが、後世の記念碑的なものなのでしょうか。雨のせいか蝉の声も聞こえてなかったな…
雨は降ったりやんだりで、空で時々傘を差しながらの登山でしたが、なんとか仁王門まで到着。
あともう少し、のはずです。
あともう少し、のはずです。
参道の右側にそびえたつ断崖は釈迦ヶ峰というそうで、釈迦堂という建物がありました。どうやってこんな場所に建てたのでしょうか…。修行者以外の登山は禁じられているそうです
そしてようやく奥の院に到着。ここがこのエリアでは最上部になるようです。
振り返るとガスで真っ白で何も見えません。
ここから開山堂、五大堂の山寺からの眺望で有名なところへ向かいましたが、少しガスが薄くなって下界が見えてきました。なんか幻想的です。
これが五大堂。京都の清水寺と同じような舞台づくりになっていました。
建物の中は結構な広さです。
しばらくすると、さらにガスが晴れて麓の集落がくっきりと見えてきました。いい感じ…。
観光案内の青空の眺望も素敵ですが、山々に雲や霞がかかったような景色も素晴らしいものでした^^。
きっと季節や天候でいろんな表情が見られるのでしょうね。
きっと季節や天候でいろんな表情が見られるのでしょうね。
一昨年行きました。昨年亡くなった我が家の小型犬も人の手を借りずに上までしっかり登りましたよ。
by U3 (2017-08-29 22:23)
この山寺は絶対に行きたい所なんですが未だに行けませんがそれまで足を鍛えておかないとと思っております。
by 馬爺 (2017-08-30 10:46)
健脚じゃないと上れないね!
お疲れさまでした。^^
でもこの景色が見られるなら〜
私も頑張るかも!(笑)
by hatumi30331 (2017-08-30 12:02)
小さい頃一回行った記憶
階段がすごいね
生きてるうちにもう一回行ってみたいと思う場所です
by ミーミー (2017-08-30 12:45)
こどもが小学生の時一度行ったことがあります。セミの鳴き声に感激していました。
by JUNKO (2017-08-30 14:41)
違ってたらスミマセン、
「山寺」はもしかしておしょさんのことを歌った
童謡のそれでしょうか(曲名も思い出せませんが)。
実在の寺だったらビックリですが…∑(゚Д゚)。
by すーさん (2017-08-30 16:06)
>>すーさんさんへ
山寺の、和尚さんは、マリはつきたしマリはなし…の歌は、江戸を中心に歌われてきた「手まり唄」とのことだそうなので、こことはたぶん関係ないのではないでしょうか。
by かずのこ (2017-08-30 17:25)
GWに行きました。
by ラブ (2017-08-30 17:56)
真冬の雪があるときはまるで墨絵のような景色になります。
四季折々、楽しめる山寺ですね。
by 美美 (2017-08-31 14:07)
若い頃に登りましたが、今は無理そう。
by ヤッペママ (2017-09-01 21:21)
山寺は一度行ってみたい。
by ねじまき鳥 (2017-09-03 23:15)
魅力的なところですね!
by めぎ (2017-09-04 05:47)