東大寺 [日記]
正倉院展を見たあとは、これも恒例になった東大寺参拝。朝降ってた雨も止み、このあたりを歩いてまわるには助かりました。
雨だったこともあり購入した木簡型のバス一日乗車券ですが、午前中に正倉院展を見て、食事をしてから東大寺に行くのに便利でした。奈良国立博物館の周辺にはお店も少ないので、一度近鉄奈良駅までバスで戻って、駅前でランチをとってからまたバスで東大寺へ。
今年印象的だったのは、外国人観光客の多さ。平日で相対的に日本人が少なかったから、余計に際立ったのだと思いますが、東大寺の境内を歩いているのは、外国人か修学旅行生といった感じ。京都以上かもしれません。
大仏殿の中にはこんな募金箱がありました。
4月に火災にあったノートルダム大聖堂の復興募金でした。
この募金箱を見て、もしもこの大仏殿が火事で焼け落ちたら、どれだけの喪失感に襲われるだろうとふと思ったのですが、この日は10月29日。首里城が焼け落ちたのは2日後のことでした。朝起きてテレビをつけたら燃えている首里城の映像に呆然としてしまいました。
以前から行列ができていた「柱の穴くぐり」ですが、ついに行列用の柵ができていました。
修学旅行生が並んで、柱に入った子供を先制が引っ張り出す、という流れ作業。
そのあと久しぶりに二月堂へ。ここまでくると人も少なく、静かな古都を楽しめるかと思ったのですが、こちらは修学旅行の小学生が歓声を上げながら走り回っていて、静かな風情というわけにはいきませんでしたが、まあこれは昔からのことなので仕方がないですね。
二月堂からの奈良市街方面の風景。今日あたりの秋晴れだときれいに見えるのでしょうね。
時間は三時をまわっていたのですが、今年は春日大社にも行くことに。二月堂から若草山の手前まで歩いたところで、"ぐるっとバス"のバス停を発見。パスもあるので迷わずに乗車しました。
車窓からの若草山は、雨上がりだけあって、さすがに人はまばら。ここも今日あたりは気持ちいいでしょうね…。
春日大社の手前まではすぐに行けたのですが、駐車場の手前で道路が渋滞。妻に聞くと、テレビでも取り上げられていたそうで、本来は春日大社の参拝者のための駐車場ですが、東大寺や奈良公園に行く車やバスが長時間駐車するため常に混雑しているそう。
外国からの観光客が増えすぎているというのが一番の問題なのでしょうが、パークアンドライドを進めるとか、何か対策を取らないと、ますます渋滞がひどくなりそうです。
春日大社を参拝した後は、またバスに乗って近鉄奈良駅へ。木簡型一日乗車券のおかげで、効率的にまわることができました。
年に一度の奈良観光。また来年も正倉院展に来て、大仏様を参拝したいと思います^^。
高校生の修学旅行で行って以来、奈良とはご縁がないですねぇ。
建物は朱塗りで、みんなキレイですけど。仏教徒とは関わりない観光地になってしまいましたね。
by okko (2019-11-06 14:45)
私も修学旅行を思い出します。
by JUNKO (2019-11-06 15:56)
この柱の穴は私も修学旅行でくぐりました^^
by ぽちの輔 (2019-11-07 07:51)