琵琶湖疎水 第2トンネル [日記]
栗原邸のすぐ近くには、琵琶湖疎水の第2トンネルの入口があります。
第二トンネルは長さ124mなので、出口からの光がトンネルの奥の方を照らしています。
少し離れたところから撮影するとこんな感じで水路が続いています。
トンネル入り口の扁額は井上馨の「仁以山悦智為水歓」
仁者は動かない山によろこび、知者は流れゆく水によろこぶ、と近くの開設にはありましたが、難しいですね。
第2トンネルの区間は、南側の道路に出て歩きます。静かな高級住宅街です。
ちょうど第2トンネルの区間だけそばに道路があります。斜面を迂回して掘削することもできたのでしょうが、何か技術的な理由があってトンネルを選んだのでしょうね。
その先にトンネルの出口がありますが、こちらは赤いレンガの造り。
扁額は、「随山至水源」西郷従道の文字だとか。
近くの案内板には、「山に沿っていけば、水源にたどり着く」とありましたが、これはもう、このままの意味なんでしょう。
東側の入り口はきれいな円形でしたが、出口は玉ねぎのような形状になっていました。
少し中の方は円形になっているのがわかるし、出口のところだけレンガ造りの門のようになっているので、デザインとしての形なのでしょう。
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