旧新橋停車場 [日記]
今年の1月、出張時に通りがかった『旧新橋停車場』。時間があったのでちょっと立ち寄りました。
鉄道開業時の東京の玄関口となった新橋停車場は、東京駅の開業の後、汐留駅として貨物駅となり、鉄道貨物の衰退によって廃止となったのはご存知のとおりです。
確か銀座ライオンが入っていて、それなりに賑わいがあった記憶があるのですが、冬場の平日の昼間ということもあってか、ほとんど人はいらっしゃいませんでした。
駅舎は復元されたものですが、「発掘」された遺構の上に建てられたのだとか。遺構は風化を防ぐために埋め戻されたとパンフレットに書かれていました。
遺構といっても明治時代のもの。その後も貨物駅として使われていたのに、地下遺構になっているというのがちょっと不思議でした。遺構の深さは1mくらいあったと思いますが、100年ちょっとでそんなに埋もれるものなのでしょうか…。
館内には鉄道歴史展示室があって、このにちは南正時作品展というのが開催されていました。氏のお名前は存じませんでしたが、有名な鉄道写真家なのだそう。「蒸気機関車のある風景 西日本編」と題された数々の写真は、どれもノスタルジックな趣きで楽しめました。
200mほど離れたところにある現在の新橋駅前には、鉄道開業の記念の地としてか、今もSLが置かれていますね。
印象としてはテレビ局の街頭インタビュー場ですが^^;。
確かに!ここでインタビューされてる映像、よく観る気がします!
by AKAZUKIN (2023-03-24 12:02)