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京都ゑびす神社 [日記]

鳥居に向かって、何かを投げています。ここは京都ゑびす神社。

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普通の鳥居のところにかけられているのはゑびすさまの顔の福箕というもの。

「箕」はふくみと読み、穀物をふるって籾からゴミなどを取り除いたりする、いわゆるく箕ざるのことだと思います。

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そして、ここにお賽銭を投げ込むと縁起が良いと、皆さんトライされます。「箕」の下には「熊手」も設置されていて、2段階でお賽銭をキャッチしてくれます。

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なんでも、戦時中に青銅製の扁額を供出したあと、この鳥居には何もかけられていなかったそうで、ようやく昭和52(1977)年にお参りの人が親しみを持てるものをと、当時の宮司さんが小山由寿氏という彫刻家の方に依頼して奉納されたのだそうです。

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ということで、まだ50年に満たない風習ではありますが、硬貨がたまっているのをみると、ついつい来ると投げたくなります…^^; 

ちなみに1月の十日ゑびすのときは、危険防止のために布で覆って隠されています。


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