富山市ガラス美術館 [日記]
西町大喜西町本店さんからすぐのところに「富山市ガラス美術館」があったので立ち寄ってみました。
デイル・チフーリ《トヤマ・フロート・ボート》2015年 H60×W917.5×D657.5cm
ガラスで有名なところというと、切子とかビードロとか伝統産業を思い起こしますが、富山の場合は「富山の売薬」の容器として、明治大正期に薬瓶の一大製造地になったのが由来なのだそうです。
富山市ガラス美術館は「TOYAMAキラリ」という隈研吾氏が設計を手掛けた建物内にありました。
富山市ガラス美術館の他に、富山市立図書館、富山第一銀行が入っている複合ビルですが、美術館と図書館は一体になっています。
3F/児童図書フロア、4F/一般図書フロア、5F/参考図書フロアと、開放的な空間が図書館になっているはちょっとうらやましいかも。
外観の写真を撮るのを忘れていたので、グーグルマップのストリートビューを埋め込んでおきますが、美術館サイトの”建築コンセプト”の説明には、「立山の氷の岩脈のような、あるいは富山で作られる美しいガラスのアートのような、キラキラと光るファサード(外観)を持った美術館です。富山の名物である、ガラスとアルミと石とが、様々な角度で光を反射することで、このキラキラとした印象が生まれ、富山の街と人をキラキラさせます。」とありました。なるほど。
美術館は常設展示だけ観覧してきました。チケットは200円。コレクション展「かさねのガラス」は、ときおり工芸展で見るような、美術館所蔵の「重ねる」をキーワードにした作品が展示されていました。
デイル・チフーリ《トヤマ・ミルフィオリ》2015年 H280 × W940 × D580 cm
かけ足での観覧でしたが、とても素敵な空間でした。
すばらしい建築物ですね。
by JUNKO (2024-05-26 10:47)
こんにちは
建造物のデザインは大きく変化してきていますね。
by とらさん (2024-05-26 15:31)