高岡城址 [日記]
高岡城は前田利家の嫡男で初代加賀藩主の前田利長の隠居の地。ただし1609年（慶長14年）に未完成の城に入城後わずか5年で利家は亡くなり、隠居城として使われたのはわずかの期間だったとか。利家の死の翌年の1615年（元和元年）には一国一城令が発布され、廃城となったそうです。
高岡城址へは、駅前のホテルから歩いて15分ほどで行けたのですが、路面電車にも乗りたいので、前日に高岡駅の観光案内所でもらった観光地図を見たら、「急患医療センター前」という電停から本丸跡に行けそうだったのでチャレンジ。
電停から少し歩くと、お堀に囲まれた城址と橋が見えました。
本丸橋という橋だそうですが、公園などの公共施設がたくさんある城址への通路として架けられたものなのでしょう。
地図でみると、一番上側の堀にかかった橋が本丸橋になります。それにしてもたくさんの堀が残っているようです。
橋を渡ると細い道があって土塁を斜めに登ります。
少し歩くと視界が開けて、芝生の広場が見えましたが、ここが本丸広場で、この端に冒頭の前田利長の像がありました。
廃城後も加賀藩の米蔵・塩蔵・火薬蔵・番所などが置かれ、高岡の行政を担ってきたということで、お城としての存在は短かったものの、400年以上経ってもこうして整備され守られているということなのでしょう。
ただ一点、せっかくきれいに維持されているので、看板だけは日本語に見えるように修繕した方がよろしいかと…^^;
短い歴史のお城だったのですね。確かにせっかのの看板ですから読めるのがいいですね。
by JUNKO (2024-06-05 19:38)