皇居三の丸尚蔵館 [日記]
皇居三の丸尚蔵館。梅雨空のような写真ですが、撮影したのは4月上旬です。
1989年(昭和64年)、昭和天皇が崩御されたことにともない、相続税納税のために遺産の範囲を確定した際、絵画、書、工芸品などの美術品類が、皇室から国に寄贈されたそうで、国有財産となった約6,000点にのぼる美術品類を保存し、展示するために1993年(平成5年)に、皇居東御苑内建てられたのが三の丸尚蔵館。
当初は保管のみを行い、展示は博物館や美術館への貸し出しを想定されていたようですが、皇室のご意向もあって、三の丸尚蔵館に展示室を設けることになったそうです。
2019年(令和元年)11月から建て替え建設工事が始まり、2023年(令和5年)11月に建て替えられた第1期棟が開館。
現在は第1期棟の開館を記念した「皇室のみやび―受け継ぐ美―」が開催されており、三の丸尚蔵館を代表する多種多彩な収蔵品が、昨年11月から今年6月まで、4期に分けて展示されています。
ちなみにチケットはオンラインで日時指定制。入館料は一般1000円です。
僕が行った4月は、第3期として、「近世の御所を飾った品々」。各期も前半後半で展示替えがあるので、全部を見ようと思うと、8回訪れないといけないということですね。また時間が合えば、行ってみたいと思います。
2024-07-11 17:44
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