韮山反射炉 [日記]
沼津で遅めのランチをいただいたあと、韮山反射炉を見学しに行きました。幕末の大砲鋳造所で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する一つです。
資料などを展示する韮山反射炉ガイダンスセンターには、鋳造した大砲を吊り上げる「シャチ台」、その真下の鋳型を設置する「鋳台」など、今は無い施設を復元した1857年(安政4年)の竣工当時の模型が展示されていました。
韮山反射炉は、実際に鋳鉄の溶解が行われた反射炉としては世界で唯一現存する遺構なのだそうです。
CG左下の水車は、鋳造した大砲の砲穴をくりぬく作業の動力用のものだそうです。さぞ時間がかかったことでしょう。
模型やCGを見たあとに実物を見ることで、反射炉の仕組みを含めて理解が深まりました。
敷地内には木村鋳造所さんが1998年(平成10年)にレプリカとして製造した24ポンドカノン砲が展示されていました。砲身の内部も精密に加工されているそうですが、銃刀法の関係と雨水への対策なのだそうですが、砲身先端には”砲弾”で蓋がされていました。
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