土肥金山 [日記]
時価32億円超の250kgの巨大金塊。2005年に製造された時は4億円だったそうですので20年弱で約8倍になったということです!! ドル換算すると、さらにすごいことになりますね…。
土肥金山は、江戸時代に始まり、明治時代から昭和にかけて佐渡金山に次ぐ生産量を誇った金山だったそうですが、今回来るまでその存在は知りませんでした。
1965年(昭和40年)に閉山したあと、1972年(昭和47年)からは観光用に坑道が整理され、砂金採り体験も楽しめるテーマパークとして運営されているそうです。
坑道に入ると、江戸時代の坑道を再現したものでしょうか、木材で組まれた山留のトンネルを進みます。
イザナギとイザナミの間に生まれ、山の神「大山祇神」を祀った山神社がありました。鳥居は金箔貼りでした。坑道に入る際には必ず参拝されていたそうです。
金
留木をつかって落盤や落石を防ぐ山留作業を再現した展示がありました。場所や目的に合わせた普請が必要で、特殊な技能を要するものだったといいます。
採掘現場(切羽)の様子を再現した展示。砕かれた岩を運ぶ作業は女性も行っていたようです。
観光坑道の最後の方は、いかにも手掘りの坑道を進みます。
写真だとわかりませんが、「ここに金鉱脈」といった案内が数か所にありました。商業ベースには乗らないのでしょうが、まだ少しは金は残っているのでしょうね。
観光坑道の近くにある「黄金館」。冒頭の250kgの金塊以外に12.5kgの金塊もありました。時価1億6千万円の金塊は持ちあげることができます。
砂金館という建物では、砂金採りたい件ができます。この日は金曜日だったので、お客さんはいらっしゃいませんでしたが、土日には順番待ちの行列ができるほど人気なのだとか…。
この6月からは料金が30分1000円に値上がりしたそうです。以前は750円だったそうなので3割以上の値上げですね。
理由が金価格の高騰ということですから、どこかから仕入れた金を砂に混ぜているということなのでしょう。
僕たちは今回はスルーしましたが、子供連れだと盛り上がるでしょうね!
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