修善寺温泉 [日記]
1時半頃に修善寺温泉に到着。まったく予備知識がなかったので、修善寺奥の駐車場に車をとめて、とりあえず修善寺にお参りすることにしました。
手水で手を洗おうとしたら温泉でした。手水舎には「桂谷霊泉 大師の湯」とありました。
修禅寺も807年(大同2年)弘法大師空海によって開創されたそうです。807年といえば空海が勝手に唐への留学期間を切り上げた罪を問われて筑紫の太宰府に留め置かれていた年ですが、信仰ですから必ずしも史実である必要はありませんね。
参拝を終えて修善寺の前で、修善寺温泉マップをいただきました。とりあえずこの地図に沿って歩くことに。
修善寺のすぐとなりにある日枝神社へ。
とても質素な神社ですが、明治の神仏分離令までは修禅寺の山王社(鎮守)で弘法大師の建立といわれているそうです。
次は地図に従って桂川にかかる渡月橋を渡って指月殿へ。
指月殿は、将軍職を剥奪され修禅寺に幽閉された後に暗殺された、鎌倉幕府2代将軍の源頼家の冥福を祈って、母の政子が修禅寺に寄進したものなのだそうです。
指月殿から竹林の小径へ。ここはテレビで見たことがあります。
最後に修善寺の方へ戻って、修善寺温泉のシンボルの「独鈷(とっこ)の湯」へ。
桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれた弘法大師が持っていた仏具で川の岩を打ち、霊泉湧き出させたのが修善寺温泉の始まりなのだそうです。その仏具が独鈷杵(とっこしょ)で、そこから「独鈷の湯」と呼ばれているそうです。
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