武康大楼 [日記]
かつてのフランス租界のエリアにある「武康大楼」。かつては「ノルマンディー・アパート」と呼ばれていたそうです。
アヘン戦争でイギリスに敗れた清が南京条約に調印した後、英米仏のが上海に租界を形成。このあたりはフランス租界の端っこだったそうです。
「ノルマンディー・アパート」中華民国時代は政治家や映画スターが住んでいたのだとか。
文化大革命の頃には、このエリアに住む知識人が多数迫害されたという暗い歴史を感じさせない、プラタナスの並木が素敵な街並みに整備されていました。
上海で租界時代に建てられた大邸宅を老房子と言うそうですが、この武康路にはそんな建物がいくつも残っているようです。そして通りに面した建物には、おしゃれなカフェなどが並んでいました。
上海は、高層ビルが林立し、エネルギッシュな人で溢れているというイメージですが、こんな少し時間がゆっくり流れている風景もとても魅力を感じます。
2024-10-28 12:00
nice!(42)
コメント(1)
おしゃれな街並みですね!
やはり、木々が青々してるのが良いのかなぁー。。
by AKAZUKIN (2024-10-29 12:22)