昨年6月の、もう半年以上前になってしまいましたが、バルセロナ出張時に行ったサグラダファミリアの話です。
もうだいぶ記憶は薄れてきていますが、帰国前日に半日だけ休みをもらった時に行ってきました。チケットは3日ほど前にネットで購入。この時点では休めるかどうかわからないので「ダメ元」での購入でした。
この出張では、仕事の移動で地下鉄は利用しなかったのですが、回数券を持ってると何かと便利なので行ってすぐにチケットは買っていました。
さすがに観光都市だけあって、2日券から5日券までわかりやすく表示されています。
僕は10回の回数券「T-10」を買っておきました。これで10.20ユーロなので余っても損した気にはならないし。(今年からT-10は廃止され、T-casualというチケットになったそうです。)
バルセロナの地下鉄、駅によっては切符投入口が左側にある自動改札機があります。左利き用改札機? 他に見たことはありませんが、どうして左になったのでしょうね…。
この回数券でメトロ(地下鉄)、市バス、トラム、FGC(カタルーニャ鉄道)などに乗れるので一つ持ってるといちいち切符買わなくてすむので安心です。
5年前は出張中の通勤にメトロやFGCを乗り継いでいましたが、改めて観光で利用してみると、バルセロナのメトロは路線図も案内もわかりやすくて便利な地下鉄です。
サグラダファミリア駅の階段を抜けると目の前に工事中の塔が目に入ってきます。
15:00-15:15指定のチケット。ということは15分刻みで発行されていて、それぞれ行列ができるのかと思ってたのですが、そこはお国柄でしょうか特に指定があるわけでもなく、長い行列ができていて、最後の入り口で次の時間帯のチケットの人は撥ねられてまた並びなおす…。といった感じでした。
なんというか競艇のスタートみたいなもので、行列の長さと進み具合をみながら、自分のチケットの指定時間帯に入口に到達するように並ばなければならないということです。とはいえ、入口での様子を見ていると、時間は"柔軟"に運用されているようで、係員の裁量が大きいようにも見えました。
購入したチケットはオーディオガイド付のものなので、まずは受け取り窓口に並びます。
オーディオガイドを受け取ったら、まずは入場口となる「生誕のファザード」の外壁にある数々の彫刻作品の説明を聞きましたが、どれも長くて難しい…。
大天使ガブリエルが、母マリアに神の子を宿したことを告げる受胎告知のシーン。
そしていよいよ「慈愛の門の扉」から聖堂に入ります。この門は、サグラダファミリアの主任彫刻家を務める日本人彫刻家の外尾悦郎氏が手掛けたものだそうですね。
5年前は入れなかったサグラダファミリにようやく入ることができました。前回は9月のメルセ祭のミサがある日で中には入れませんでした。
聖堂や尖塔の中の様子はまた改めてアップします^^。