今日から出張で上海に来ています。こちらの顧村公園あたりの桜も、見頃は過ぎたようです。
京都の桜は昨日の雨でだいぶ散ってしまいました。
まだ１週間もたっていませんが、満開を待ってたのがずいぶん前のようにも思います。
先週土曜日の京都の桜を紹介しますね。
- 日記
暖かくなって全国で一斉に桜満開の報が聞こえた先週末。
予報では土曜日が晴れで日曜日が曇りのち雨だったので、２日の土曜日にゆっくり桜を見たいな～って思ってました。
1.人混みを避けて、あまり有名では無いところを廻ろう。
2.一日中ずっと歩き回るのはやめて、停留所一つでもバスに乗って体力を温存しながら楽しもう。
今年は、この２点をテーマに相方と出かけました。
で、買ったのが「京都観光一日乗車券」。地下鉄、市バス、京都バスなどが乗り放題で１２００円。高いですね…。
京都市は地下鉄もバスも高いので有名。 行政も組合も問題がいろいろあるように一市民としては思いますが、京都市も橋本氏のような政治家が一度大ナタをふるわないと、根本的には変わらないのかもしれません。
それはともかく、バスに乗って千本中立売のバス停から、中立売通りの商店街を西へ。このあたりは、いわゆる西陣のど真ん中。かつては西陣京極と呼ばれた京都でも有数の繁華街の周辺ということになりますが、今は少し寂しい感じになっています。
中立売通りから七本松通りを仁和寺街道まで下がると、この日最初の目的地、立本寺（りゅうほんじ）さんがあります。日蓮宗・京都八本山の一つで、鬼子母神を祀るお寺としても有名です。
境内には参道からお堂の前まで、４０本くらいでしょうか、桜が満開でした。
最近はメディアで紹介されることも多くなってきたようで、思ったよりたくさんの人がいらっしゃいましたが、のんびり、ゆっくりと桜を楽しむことができました。
朝方は少し青空があったのですが、１０時頃にはすっかり曇天になってしまいましたが、まさに満開という桜はお天気にかかわらず美しいものですね。
次に向かったのは千本釈迦堂。七本松通りを上がって距離は１ｋｍ弱くらいでしょうか。 バス路線もないし、とりあえずここは歩いて移動です^^。
なんといってもここは白い花を咲かせる阿亀桜（おかめざくら）が有名です。ただ桜の木がたくさんあるわけではないので、人はそれほど多くありません。
ここに来ると、もう３０年以上前になりますが、父がここの近くの西陣病院に入院していた頃に時間つぶしに時々来ていたことを思い出します。
しだれ桜の花は、小さくて可憐です。
次は千本上立売から堀川今出川でバスを乗り換えて堀川寺の内で降車。市バスの定期券を持ってる方は、こうしたバスの使い方を普段からされている方もいらっしゃるようですが、定期券を持たない僕にとっては、ちょっと新鮮な市バス利用法でした。これまでなら確実に歩いていた距離ですし…
堀川寺の内の近くには、妙蓮寺さん、本法寺さん、妙顕寺さんなど、桜のきれいなお寺が散在しています。人形の寺として有名な宝鏡寺さんもバス停のすぐ近く。 裏千家今日庵など、茶道関係も集中しています。
まずは堀川から寺之内通を西へ入って、本門法華宗の大本山である妙蓮寺さんへ。距離的には千本釈迦堂から１ｋｍくらいだと思うので、普通に歩いてこれるところです。
ここには、10月から半年間咲き続けるという御会式桜(おえしきざくら)があります。
説明板には「日蓮大聖人が御入滅された十月十三日前後から咲き始め、翌四月八日のお釈迦様御生誕のころに満開になるめずらしい桜です。日蓮大聖人が御入滅になられた時、開花したという言い伝えのある桜です。」とのことでした。
今度は咲き始めの秋に見に来て確かめようかな…