米沢城址

五色沼を散策した後、米沢経由で蔵王に向かいました。

米沢から山形へ向かう国道１３号線を走ってると山の斜面になんか構築物が…　太陽電池？

･･･

五色沼から戻ったあと、桧原湖へ。この湖も明治のに磐梯山噴火時の山体崩壊による堰止湖。こんなに大きな湖ができてしまうんですね…

東鉢山七曲りを超えて米沢へ向かう途中の車を止めて見下ろすと、桧原湖が長細いのがよくわかります。谷が埋まってできたんですね。

車の窓から滝が見えたので、降りて写真を撮りました。看板を確認していないけど、写真のGPSを見たら芳沢不動滝という名の滝のようです。季節が違えばもう少しまわりも見えるのかもしれません。

東鉢山七曲りは、この前走った日光のいろは坂に匹敵するというか、それ以上の曲がりくねった山道でした。今回のレンタカーはこの前のデミオディーゼルターボとは違って日産のノートだったので、上りはエンジンをうならせて走りました^^;

米沢城址の駐車場に車を止めて上杉城史苑という施設でランチを食べることに。屋外では"上杉城史苑の大ビアパーティー”というイベントの準備が進んでいましたが、このあと雨は降らなかったのかな…

米沢牛レストランのアビシスという米沢牛のステーキでも食べたいところでしたが、僕はビーフカツレツ、相方はステーキ丼を選択。

こっそりシェアしながらいただきましたが、どちらもお肉が美味しかった。今度は米沢牛のステーキも腹いっぱい食べてみたいですね。

ランチの後は米沢城址へ。

伊達政宗の出生した城で一時は伊達氏の本拠地が置かれていた米沢城。

でも米沢城はやはり江戸時代には米沢藩の上杉氏のお城のようです。

上杉神社の今の社殿は明治になってから城址に遷されたものだそうですが、謙信の遺骸は明治になるまでは城内にあり、明治になってからは近くの上杉家廟所に移されたそうです。

そういえば前日行った会津若松城の中にも上杉謙信仮廟所跡という一角がありましたから、謙信の遺骸は春日山城から会津、米沢と上杉家が転封される都度移されてきたんですね。

上杉といえば僕のイメージは謙信でも景勝でもなく鷹山。財政難の米沢藩を倹約と殖産興業で立て直した名君として知られています。彼の銅像の横にはJ.F.ケネディの娘、キャロライン・ケネディ前米駐日大使の銘版がありました。

1961年（昭和36年）に43歳で米大統領になったジョン・Ｆ・ケネディの就任に、日本の記者が「日本で最も尊敬する政治家はだれですか」と質問したのに対して「上杉鷹山です」と答えた話は有名ですね。

そして鷹山の『なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり』は、この歳になってその意味の深さが沁みてきます。

米沢からは国道13号線を経由して蔵王方面へ。冒頭の写真の構築物が山肌に見えてきました。でも太陽電池じゃありません。

奥羽本線でしょうか鉄道と道路の間に見えたのはビニールハウスのようでした。

ぶどう？、さくらんぼ？

ブドウ狩りの看板もあったので、きっとぶどうが育てられているのでしょう。恥ずかしながら山形とぶどうは結びつきませんでした。山形というえばサクランボを連想したのですが、このあたりは江戸時代からの産地なんだそうですね。すみません^^;　でもこんな風景は初めて見ました^^！ 今度、山形のワインを飲んでみようと思います。