叶匠壽庵 寿長生の郷

先週の土曜日、朝からとてもいいお天気でした。朝8時頃通りがかった東寺さんの五重塔も青空に映えていました。

午後からは、大津にある「叶匠壽庵 寿長生の郷(すないのさと)」へ行ってきました。

「叶匠壽庵 寿長生の郷」は、老舗和菓子店「叶匠壽庵」の本社や工場をはじめ、茶室、食事処、ホール、売店、炭焼き小屋、紙漉き工房、陶窯、といった施設が、６万３千坪の自然豊かな丘陵地に点在しています。

駐車場から歩いて敷地に入ると、最初にあるのが古民家を改装？した総合案内所。

中にはお菓子の売り場とともに、囲炉裏がありました。ここで暖かい昆布茶をご接待いただきました。

周辺には野菜の無人販売所がありました。「菓子づくりの原点は”農”にあるとの思いから山を開墾し…」とあったので、ここで作られたものなのでしょうね。

近くには桜林もありました。今年はお花見はできるのでしょうか。

さらに進むと、「長屋門」という門があって、中に入ると菓子売り場や茶室などが並んでいます。

建物の中に入ると、花や人形などがお上品に飾られていました。

こんな籠も展示されていました。”本物” なのでしょう。

売り場の中も、古い箪笥などがディスプレイに使われていて、とても落ち着いた雰囲気。

コロナ禍で人が少ないので、ゆっくりとお菓子を選ぶことができました。

売り場を出ると梅林があります。約1000本の城州白梅だそうです。そういえば3月には梅まつりがあると聞いたことがありますが、今年はどうなるんでしょう。

帰り際、駐車場の近くで紅梅が咲き始めていました。少しずつ、春も近づいているようです。

我が家で叶匠寿庵といえば、この「あも」。豆と柔らかい餅を合わせた棹菓子です。
この日の夜に美味しくいただきました。