ハリストス正教会

CMのロケ地として有名になり、かつて「チャーミーグリーンの坂」とも呼ばれたこともあるという、海に向かってまっすぐ伸びる一本道が美しい八幡坂。そのテレビCMって、たぶん40年くらい前のものですよね…^^;。

旧函館公会堂を見学したあとは、雪の元町界隈をぶらぶらしました。旧函館公会堂の建設費の多くを寄付したという明治の豪商・相馬哲平氏の豪邸だった「重要文化財 旧相馬家住宅」。

旧日本銀行函館支店の向いの相馬株式会社の洋館も立派だったけど、邸宅もすごいですね…。冬期休館で見学することはできなかったのがちょっと残念。

そして八幡坂を上ると「在札幌ロシア連邦総領事館在函館事務所」がありました。戦前まであった領事館が2003年に再開されたそうです。

「旧ロシア領事館」はレンガ造りで、もう少し北西側の幸坂の上に今もあるそうですが、ホテルへの改装中ということで、今回は行きませんでしたが、領事業務を行っている事務所が今も函館にあることは知りませんでした。

八幡坂から南西方向に坂を上って行くと、ピンクの板張りの外壁がとてもきれいな建物がありました。

遺愛幼稚園という現役の幼稚園。1913年（大正2年）建築だそうです。

その隣にあるのが函館ハリストス正教会。ハリストスとはキリストのロシア語の発音に由来しているそうです。

すぐ近くには写真のカトリック元町教会や函館聖ヨハネ教会、さらには東本願寺函館別院など、宗教施設が集積しているようでした。