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旧函館公会堂 [日記]

基坂の一番上のところにある、この鮮やかなツートンカラーの建物は旧函館公会堂。1907年(明治40年)の大火で焼失した町会所の代わりに1910年(明治43年)に完成したものだそうです。

旧函館公会堂

2018年(平成30年)10から2021年(令和3年)まで約40年ぶりの大規模な保存修理や耐震補強が行われ、外装も塗りなおされました。 

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1980年(昭和55年)から行われた保存修理工事までは、淡いピンク色と白色に塗られていたのだとか。このとき調査で建てられた当初の外壁の色は青灰色と黄色であったことがわかって青灰色と黄色に塗りなおされたそうです。この塗色変更は市民の間でも論議を呼んだとのこと。ぜんぜん色調が違いますからね…。

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300円の入館料を払って中に入ると、明治期の室内再現や資料展示など見所がたくさん。

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山側の廊下は雪化粧がきれいでした。GWに行けば新緑が鮮やかなのでしょうね。

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来訪者用の「大食堂」。ただし、厨房設備は無いので、食事は持ち込みだったそうです。この部屋の天井の組み木細工はぴかぴかに光っていました。

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2階には「御座所」という部屋がありましたが、皇太子時代の大正天皇や摂政時代の昭和天皇あどが、ご宿泊された部屋とのこと。

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一番びっくりしたのは2階の130坪という大広間。天井の高さは約6mあり、音楽会や講演会等の行事に使用されていたそうです。

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今はコンサート等の各種イベントに貸し出されているそうですが、とてもいい雰囲気です。

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2階のバルコニーは雪で出ることはできませんでしたが、天気がよい日の函館湾の眺望は素晴らしいでしょうね。

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ますます夏の函館に来たくなりました。

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