雪の函館山を登りました。

元町をぶらぶらして函館山ロープウェイの乗り場に着いたのがまだ午後３時４０分くらい。この日の日没が午後５時半くらいで２時間ほどあったので、天候次第で函館山を歩いて登ろうと思っていた計画を実行することにしました。

ロープウェイの乗り場を過ぎてすぐのところに山頂まで4.5kmの文字。冬期閉鎖されている道路の距離だと思います。車だと10分くらい、歩いても1時間半あれば行けそうです。

しばらく道路を歩くと通行止めの文字。ここから先は関係者以外の車は冬期は通れないようです。

道路は轍もあってけっこう車は通っているようでした。

1号目までは車道を歩いたのですが、道の状況もわかってきたので旧登山道コースを行ってみることに。地図の黄色いラインで、距離は短いけれど傾斜がある、といった感じです。

冬の函館山を歩いて登ることについては、いろいろな方がブログに書かれていて、車道も登山道も特に危険はないという確信があったのですが、いざとなったら日没までに最初の位置に戻ることを前提に、前に進みました。

登山道は思ってた以上に穏やかな道で、自動車が通れるような道幅があって、人の足跡もたくさんありました。ちなみに天気予報は日没の頃には晴れてくる回復傾向だったので、この１～2時間で雪が降る心配はほとんどありませんでした。

上から降りてこられる方とも何人かすれ違いました。道の様子を聞くと、とくに歩くのが難しいところは無いとのこと。

道沿いのベンチも誰かが通路を作って、ベンチ上の雪も払ってくださったようですので、ちょっとだけここで休憩。

その後も雪を踏みしめながら黙々と歩きましたが、前夜の風雪で木々の着雪がきれいでした。

途中、開けたところからは目指す函館山山頂が見えました。少しガスがかかっている感じ…。

ただ下界を見るともっとガスっていたので、これは夜景を見るのは難しいかもしれません。

最後は自動車道に合流。

展望台の横にある山頂のテレビ塔群がゴールです。ここまでロープウェイ山麓駅を通過してから55分ほど。

休憩を含めて1時間弱と、そこそこ速足で登ったので、体から少し湯気が出ていました。クールダウンと登頂記念に函館山展望台の売店でビールを買って雪見酒。

あとは日没を待って、ガスが晴れるのを願うだけとなりました。