壁一面のしゃもじ。紀三井寺の「大雅洞」での光景です。
- 日記
予定より遅れて粉河寺を出た後、道路の混雑もあって和歌山市内に入ったのは午後２時半頃。
遅めのランチは和歌山ラーメン、と考えていたのですが、ガイドブックに載ってるお店は昼間の営業が２時までのところが大半。
有名な井出商店さんへ行ったのですが、長蛇の行列でした。
この後、紀三井寺をお参りして、泊まりは串本まで行かないといけないので、やむなく断念。
あてもなく車を走らせラーメン店を探したところ、「京橋 幸太郎」 さんを発見。
お腹が空いてたのと、時間的にちょっと焦りだしてたので、写真を撮らずに食べ始めて…
こんな食べ散らかした写真になっちゃいました。
このお店の一押しは備長炭を練りこんだ黒い麺のようですが、メニューにやたらと備長炭の”効能”が書いてあって、ちょっと過剰ＰＲ気味。
”健康食品”と同類のある種の胡散臭さを感じてしまったので、この日は普通の麺を選択しました。
スープは典型的な醤油とんこつスープ。
おいしかったけど、全体的には可もなく不可もなくとの印象です。
店員さん同士のおしゃべりもちょっと気になりました。
夜は居酒屋？みたいなので、一杯飲んだ後にはおいしいんでしょうね。
和歌山城にも立ち寄ってみたかったけど、今回はパス。
そしてようやく紀三井寺にたどりついたのは４時前。
午前中の施福寺の山道のダメージの残る足には、少々辛い階段が待ち受けてました＾＾；
本堂の前の桜はもう満開といっても良い状態。
すっかり曇天になってしまってたのが少し残念でしたが、すばらしい桜でした。
よく見ると、この木には「植物季節観測用標本」の札がついていました。
和歌山の桜の標準木はここなんですね。
冒頭のしゃもじは「祈願杓子」として本堂で売られていて、願い事を書き込んだしゃもじを、写真左側の大杓子に三度打ち付けてから奉納するそうです。
本堂地下の大雅洞の内部の壁はこの杓子で埋め尽くされていて、なんとも不思議な光景でした。
境内からは和歌の浦が一望できます。
曇天じゃなくて晴れてたら、きっとすばらしい眺望なんでしょうね。
午前中に来ていたら晴れていたのでしょうか…
境内の桜の枝が、風も無いのにわさわさと揺れていました。
良く見るとたくさんのメジロさんが蜜を吸っている？ところでした。
花から花へ、ちょこちょこ飛び回って一心不乱に蜜を味わっているように見えました。
桜、きれいでした。
その分、人が多かったし、なんとなく京都の観光寺院にいるような気になりました。
人の少ない季節に、周辺も含めてゆっくりと廻りたいなって思っています。
紀三井寺を出たのが５時前。
ここから串本までは１５０ｋｍほど。京都から和歌山までの距離に匹敵します。
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高速道路も途中までしかないし、南部で"つぶれ梅”を買おうと思ってたので、少々焦り気味に出発。
案の定、南部にたどり着いたら６時半頃でした。
国道沿いの梅干販売店は６時に閉まるところが大半。
そんな中、国土沿いの「梅いちばん」さんが開いてたので立ち寄りました。
でも「梅いちばん」、ラーメン屋さん探してるときに、和歌山でも見かけたな～＾＾；
高級そうな店内には残念ながら安価な”つぶれ梅”はありませんでした。
でも美味しそうだったので ”いいお味” といのを購入。
再び国道を南下してると、「もとや」さんという、レストラン併設の海鮮品店？を発見。
ここでおいしそうなつぶれ梅（写真左）をゲットしました。
これで１０００円なので、一応満足しました。
翌日立ち寄り先でも南部産の梅干は買えると思うけど、なぜか南部で買うことに固執しちゃっただけですが…
少し潰れたところはあるけど、おいしそうですよね！
もう少し続きがあるので、また書きます。