今日も京都は暑く、午後に車の中からみた国道沿いの温度計は37度を示していました。
函谷鉾
午後3時頃、四条烏丸から三条の方へ用事があったので、ちょっとだけ遠回りして新町通りを上がることにしました。
放下鉾
きれいな青い空。例年、祇園祭の頃には必ずある激しい夕立も今年は無さそうです。
今夜は宵宵宵山ですが、昼間から見学を受け付けている鉾もありました。料金は鉾によってまちまちのようです。
南観音山
平安時代の863年(貞観5年)に疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑で御霊会(ごりょうえ)を行ったものの、それでも疫病は治まらず、869年(貞観11年)に当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神(スサノオノミコトら)を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったそうで、この「祇園御霊会」が祇園祭の起源と言われています。
北観音山
そして、祇園祭の起源となった同11年には、東日本大震災と類似するとされる貞観地震が発生。同じ年には、その後も肥後(熊本県)・大和(奈良県)で地震が起きているという。そして、この時期には阿蘇山、鳥海山、開聞岳のなどの火山も噴火したそうです。
こんなことを書くと、なにやら不安を煽るようで申し訳ないのですが、もしかすると、祇園祭が始まったころと同じように、この後も地震や火山の噴火に気をつけなければならないのかもしれませんね。
今日からは「屏風祭」も始まってました。
新町通六角下ルの野田家の源平合戦の図は、いつ見ても鮮やかです。
一枚目の写真は八幡山を南側から写したものですが、北側では、ちょうど記念写真を撮られるところでした。伝統を守り続けいている町衆の皆さんは、どなたの顔も晴れ晴れしているように見えました。
いや~それにしても、暑い日が続いています。明日は朝から名古屋方面へ出張ですが、あっちも暑いでしょうね…
うちのグリーンカーテンのゴーヤは、雌花がどうやら受粉したようです。このまま大きく育ってください!