諏訪大社下社 秋宮~春宮へ [日記]
諏訪大社探訪の続きです。
諏訪湖畔のお蕎麦やさんでランチをとった後、下社秋宮へ向かいました。
階段の奥に、神楽殿らしき建物が見えてきたと思ったのですが…
近くにくると、写真シートに覆われた神楽殿でした。
今年秋くらいまで、修復工事中とのこと。ちなみに手前の拝殿?と狛犬は本物です。
諏訪大社の下社は秋宮と春宮の二つの宮があり、半年ごとに御霊代が秋宮と春宮を遷座されるそうです。8月1日に春宮から秋宮へ、2月1日に秋宮から春宮への遷座祭が行われているそうです。
秋宮一之御柱
下社もやはり4本の御柱に囲まれていました。下社にも本殿はなく、御神木であるイチイの木を祭っていているそうです。
秋宮二之御柱
8月1日の遷座祭は、遷座の行列の後に「お舟」と呼ぶ山車が続くことから「お舟祭」とも称されるそうです。どうして半年ごとに遷座される のか、これも興味深いなって思いました。また調べてみたいと思っています。
秋宮三之御柱
今回秋宮には6月に行ったので、まだ御霊代はいらっしゃらなかったということに なりますね。
秋宮四之御柱
境内には杉の巨木がありました。「根入りの杉」と呼ばれていて、樹齢6~700年だとか。『根入り』というのは挿し木に根が生えたからだとか…挿し木からこんなに大きくなるんでしょうか…
ただ由緒書きによれば、この杉の木は樹齢凡六~七百年、丑三つ時になると枝先を下げて寝入り、そしていびきが聞こえてきたそうで、子供に木の小枝を煎じて飲ませると夜泣きが止まるんだそうです。そうすると『寝入りの杉』ということですか…
神社のすぐ横で相撲大会やってました。ちょうど表彰式でしたが、『諏訪圏わんぱく相撲大会』という大会だったようです。取組を見てみたかったな…
諏訪大社の4宮で、最後に行ったのが下社春宮
もう4本の御柱がどこにあるかは、すぐにわかるようになりました^^。
手前がニ之御柱、奥が一之御柱になります。
奥に囲われた三之御柱が見えます。
四之御柱も見ることができました。これで4宮の16の御柱を全部見ることができました!
鳥居を出て参道の先を見ると、道路の真ん中にこんな橋が見えました。
下馬橋というそうで、ここより先は馬や籠から降りなければならないとか。駐車場はこの先ですが…
今は2月と8月の遷座祭の際に、御霊代のみが下馬橋を渡るそうです。橋の下には御手洗川という川が流れていたそうですが、橋の下には水路のようなものが見えました。
春宮から歩いて5分くらいのところに、『万治の石仏(まんじのせきぶつ)』がありました。
高さ2m60cm、顔の長さ65cmという大きな石仏です。この石仏は、春宮の鳥居を造る際、この石にノミを入れたところ血が流れ出し、霊の宿る石として阿弥陀如来を祭ったということ。
「万(よろず)治(おさまり)ますように」 と唱えながら時計廻りに3周廻り、後に正面で一礼して「万(よろず)治まりました」と心のなかで唱えると、"よろず上手くいく"と説明板に書いてあったので、みなさんせっせと石仏のまわりを周っておられました。
そして最後の最後に、諏訪ICに向かう途中、高島城というお城を見学してきました。
そろそろ疲れてきていたので、場内を散策して写真を撮っておしまい。早々に車に乗って帰途につきました。
帰り道に立ち寄った高速の諏訪湖SAからの展望で、ようやく諏訪湖を見渡すことができました。
1000円高速最後の日とあって、さすがにどの区間も混雑。それでも4時間半くらいで諏訪から京都まで帰ってこれました。
行き当たりばったりの長野旅行でしたが、なかなか面白かったです。
大津IC-京都東IC間が対象外なので料金は1050円になるのですが、最後の記念に料金所を記念撮影してしまいました^^;
4時間半というと・・・
こちら(町田)からの時間とほとんどかわらないんですね
by paddies (2011-07-12 20:32)
今は落ち着いて舞鶴道もガラガラです。本来に戻ったと言う感じですね。^^;
by ソニックマイヅル (2011-07-13 09:52)
内容充実した旅行でしたね。楽しませて頂きました。
by okko (2011-07-13 16:40)
こんばんは。
万治の石仏は首が伸びるとテレビで話題になっていましたね(;゜ロ゜)
by yakko (2011-07-13 21:16)
修復の完成も楽しみですね。
by pandan (2011-07-14 07:52)