思いっきり拡大してトリミングしてありますが、うぐいすを撮れました。
手前の枝がなかったら、もっとよかったんですけどね…
- 日記
昨日の土曜日は、京都南部の城陽市にある青谷梅林に行ってきました。古くから梅の名所として有名なんだそうです。
この時期に開催される「梅まつり」の話を人から聞いていたのですが、行ったことがなく昨日が初めてでした。
ということで、まずはJR奈良線で山城青谷駅へ。
駅からはおまつりの会場を案内する看板に従って歩けば２０分ほどとのこと。
駅からしばらく歩くとお茶屋さんの建物がありました。
普段は問屋さんのようですが、梅まつりの期間中は販売もされているようで、会場に向かう方にお茶をふるまわれていました。僕たちもいただいたのですが、すっごく深い味で美味しいお茶でした。
聞くと水出しで前夜８時から一晩寝かせたものだとか。ほうじ茶の水出しでこれだけ味わいが出るとは知りませんでした。
荷物は増やしたくないので、帰りに茎茶を買ってかえりました。飲むのがちょっと楽しみです。
それからも曲がり角にある看板にしたがって、お茶や梅の畑が点在している田舎道をのんびりと歩いて行きました。
青谷では50軒あまりの農家が、20㌶ほどの面積に約１万本の梅を栽培されているそうです。
その梅の栽培地を毎年開放して梅まつりが開催されているそうで、毎年来られているのか、梅の木の下でお弁当を広げている方が多かったです。
先週半ばの大雨で、満開だった梅の花もだいぶ散ってしまったようですが、まだまだ頑張っている花もありました。
お昼時でお腹もすいてきました。まつり会場にはいろいろと食べ物のお店もありましたが、せっかくなので梅にちなんだものを食べようとテントのお店を見ていると…、
梅+味噌のタレとみたらし+梅パウダーのWテイストの五平餅？ 味噌の方には梅酒も入ってるのか、濃厚な味。
こちらはサツマイモとジャガイモとトリからのセットです。
食感と甘さと梅のすっぱさが、なんとも食欲をそそる一品でした。
梅農家さん手作りの梅干しや梅肉も売られていました。作ってられる農家ごとに梅の種類や作り方違うのか、色や味が微妙に違うんです。いろいろ味見させていただいた上で、１パック３００円の梅肉をいくつか買って帰りました。
そうこうしているうちに餅つきが始まって、ぼかぼか陽気の中で楽しい時間がすぎて行きました。
ネットニュースでは桜の開花も伝えられていました。春本番ももうすぐですね。
このあたりはゴルフ場もたくさんあり、また自衛隊の演習場があったりするのですが、高度成長期から砂利採取も盛んなところ。跡地はどうなって行くのか、ちょっと気がかり。第２名神が近くを通るから、開発されていくのでしょうか…。
会場を離れた後は、駅でもらった地図を見ながら近くを散策。急な上り坂もありましたが、こんな雰囲気のいい竹林もありました。
見晴しのいい高台にあった梅園にはこんな看板が…。 小学唱歌だそうです。
和歌山に行ったときにも見たような気がします。ずっと以前にポンキッキでも聞いたことがあったような…。
- 梅ぼしのうた
- 二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。
- 五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。
- もとよりすっぱいこのからだ、しほにつかってからくなり、しそにそまって赤くなり、
- 七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思へばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
- しわはよってもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。
- ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。
帰り道、家の前で無人販売されていた小梅を買ってかえりました。帰って食べてみると、少し小ぶりというだけで、立派な梅干しでした＾＾。
それと、途中の路上で売られていた、黒豆のポン菓子。これが甘さ控えめでGood!
梅の花を見にいったつもりが、ちょっとしたハイキングになりましたが、春の到来を実感する楽しい時間となりました＾＾。
明日からは少し寒の戻りがあるようですが、あとちょっとですね～。