３月３日は桃の節句でしたが、僕は久しぶりにスノーボードに行ってきました＾＾。
もちろん、50歳以上のシニア券でリフトは格安です！
- 日記
実は昨シーズンは一度もスノボに行ってませんでした。理由はひざの痛み。５０代も半ばになると避けられないのでしょうが、一時は階段の上り下りも辛い時期がありました。
３日に行ったのは、滋賀県の箱館山スキー場。びわこバレイに比べると、京都からの所要時間は２倍強の１時間半弱はかかりますが、その分人は少ないであろうこと、初心者用の緩斜面が多くて、ひざ痛から回復して滑れるかどうか、恐る恐るテストするには手頃に思えたこと、などがこのスキー場を選んだ理由でした。
上の写真の道路の奥の帯状に白く見えるのが山の上のゲレンデのあたり。コースの高低差はあまりありません。
駐車場に着いて準備。ゲレンデへはゴンドラで上がります。
僕が小学校に入る前から、父に連れられて来ていた、いわばホームゲレンデ。今はスキー場の営業をやってないマキノスキー場とともに思い出いっぱいのスキー場です。
小さな頃は今は無き江若鉄道で大津から汽車とバスで来てましたし、中学生の頃は開通したばかりの湖西線に乗って仲間と来てました。その頃はロープーウェイか、リフトを２本乗り継いでゲレンデへ上がったのですが、休日だとロープーウェイの待ち時間が１時間なんてことはざらだったと思います。
クルマで来るにも当時の道路インフラは貧弱で、大津からずっと２車線の国道１６１だと下手すると３時間はかかる道のりでした。バイパスが整備されつつある現在は、京都から１時間ちょっとで来れます。今でも土日だと帰りの白髭神社のあたりは渋滞しますが、それでも昔と比べると雲泥の差ですね。スキー客の絶対数が減っているのもあるのでしょうが…。
ひざの調子が良くなったのは、体重を落としたから。昨年の今頃と比べると10kg近くは減量できているので、ここ半年は痛みも消えて、少し筋肉も鍛えていたのですが、スノボに乗るのはまだ少し勇気が必要でした。
躊躇している間に季節は進み、今年の暖冬傾向だと滋賀県のスキー場は3月に入ると雪が無くなるんじゃないかとおもっていたところに、2月29日に雪が降りました。 でもこの週末は気温が上がって一気に雪は溶けそうだし、滋賀県の近場のスキー場で、滑れるかどうか膝を試すには、仕事を休んでも影響の小さそうな3日しかない！ ということで、この日、一人でここまでやってきたのでした。
もっといい天気かと思ってたら、けっこう雲の多い天気でしたが、ときおりこうした青空が望めるのは、春スキーのいいところです。
おかげさまでスノボには無事に乗れました。歳なので飛んだり跳ねたりはできませんが、のんびりと大きな弧を描く感じでは滑れました＾＾。
PM2.5が飛んできているのか、春霞で視界はあまりよくありませんでしたが、琵琶湖に浮かぶ竹生島はずっと見えていました。リフトの向こうの丸い山は海津大崎のあたり。あともう少しで桜が咲き乱れます。
ただ山の上にはこんな木が…。
今にも白い粉が飛び出しそうな…
琵琶湖の見え方は今一つだったけど、まずまずの天気で、滑っているうちに汗だくになってしまいました。
そり遊びの親子連れ。僕自身も今は亡き親父にあんな風にそり遊びからスキーまで教わって、自分の子供たち3人にも同じように教えたことが、いろいろと思い出されました。 家族や仲間とわいわい来るのも楽しいですが、たまにはこうして一人でストイックに滑るのは悪くはありません！
帰りは、この写真の左の方にあるゴンドラ乗り場から山を下るのですが、この木々と建物の奥が昔のロープーウェイ乗り場だったのを思い出しました。寒くて雪が降ってめちゃ寒い中、1時間以上並んでロープーウェイに乗るか、下の駐車場まで林間コースを滑って降りるか、まだ滑りに自信がなかった小さな頃は本当に悩んだものでした＾＾；
今朝は全身筋肉痛だったのは言うまでもありませんが、昨夜は心地よく眠ることができました。
奥美濃方面でも春スキーに行っちゃおうかな…