土方歳三最期の地碑 [日記]
3月4日、青函連絡船摩周丸を見学したあと、まだ少し時間があったので、「土方歳三最期の地碑」を見てきました。函館駅から10分ほど歩いたところにありました。
案内板の小さな公園のようなところに入って見ると、黒い石碑がありました。
函館市の名がある看板には、”新選組副長として京都の街に勇名をはせた土方歳三” とありますが、1962年(昭和37年)発刊の司馬遼太郎の歴史小説『燃えよ剣』が出るまでは、局長の近藤を引き立てる脇役のような扱いだったと言いますから、坂本龍馬もそうですが、史実とフィクションが混ざった ”司馬史観” の影響力は強大なのでしょうね…。
恐らく当時の京都の住民にとっては、尊王攘夷派も新選組も、できれば関わりたくない迷惑なよそ者であったことは想像に難くありません。新選組が活躍する池田屋事件をきっかけに「禁門の変」が起こり、長州勢と会津勢が放った火で京都はどんどん焼けと言われる大火となり、多くの社寺が焼け落ち、多数の住民が住む場所を失うことになりましたから…。
そんなどうでもいいことを考えながら函館駅へ戻り、荷物をピックアップして空港バスに乗り込みました。
空港バスはほぼ満席で、空港に到着すると時間帯からか、皆さんそのままANAのカウンターに並ばれていたので、スノーブーツを脱いでスニーカーに履き替えたり荷物を整えて、チェックインより先にランチをとることにしました。
函館名物という塩ラーメンをまだ食べてなかったので、空港カウンター横にあった「おんじき」さんで塩ラーメンをいただきました。”元祖”と書いてあるのは、この空港店を出店する際に、函館名物だった塩ラーメンを「函館ラーメン」と初めて記したという意味のようで、つまりは命名の元祖で、函館の塩ラーメンの元祖では無いようでした。
そんなことはともかく、味噌ラーメンのような濃いスープのイメージの北海道において、あっさり透明スープの塩ラーメンが函館の名物だということは知りませんでした。特別に特徴的なところはありませんでしたが、ほどよい塩加減の見た目もきれいなスープで美味しくいただきました。
函館ラーメンはあっさりした塩味が有名ですね。
by JUNKO (2024-05-07 11:55)
函館の塩ラーメンがとても美味しかったのを
思い出します
旅割りの時だったので安く行けたけど
もう行けないかも~~^
by ミーミー (2024-05-07 12:12)