木曜日から北京に来ています。
このブログでも何度か書きましたが、この季節の北京は昼頃になると「柳絮(リュウシュー)」が雪のように舞っています。地面に降りてきても弱い風でもとどまることなく、ふわふわとずっと動いています。
北京の風物詩のとも言われる「柳絮」。日本語では「りゅうじょ」と読むようです。
肉眼では粉雪のように綿が舞っているのですが、写真ではなかなかうまく撮れません。黒っぽい壁のところで写した写真にかろうじて白いものが映っているのがわかるでしょうか…。わかりませんよね…。
ネットで調べてみると、柳には雄花と雌花があるそうで、雌花は花びらがない代わりに苞(ほう)や腺体というのがあり、ここから綿毛が生まれます。この綿毛が種を包んだ状態で風に乗って飛ぶのだそうです。日本の柳は綿毛があまりできない品種がほとんどとのことで、こんなに綿毛が飛ぶこともないようです。
黄砂やPM2.5でいつも白っぽい北京ですが、今年は青空が見えることもあります。強い風に飛ばされる桃?の花が、とてもきれいでした。ずっと仕事でどこにも行けませんが、「柳絮」だけが北京にいることを実感させてくれています^^;