遊覧船を降りて、次は石廊崎へ。遊覧船から見た風景を今度は陸地から見ようということです。遊覧船のところの駐車場から20分ほど山道を歩けば行けるようでしたが、この日は車で向かいました。
石廊崎からは、遊覧船のBコースにあった、蓑掛岩(みのかけいわ)が見えました。役の行者の伝説から名前が付いたようですが、冬は背後から日が昇るので、「初日の出」の写真を撮るにはもってこいの場所なんだとか。
どこで撮影した写真かはもう忘れてしまいましたが、たぶん遊覧船乗り場から石廊崎への道の途中で石廊崎風力発電所の風車群が見えました。
風車基数17基、合計出力は34,000kWなんだとか。
「石廊崎オーシャンパーク」という施設の駐車場に車を止めて石廊崎へ。「休憩棟」はエアコンが効いて気持ちよすぎる!
休憩棟からは海側へ遊歩道が整備されていました。
石廊崎灯台と海が見えてきました。
石廊崎灯台は前回も書きましたが、『幕末に江戸幕府と列強との間で結ばれた改税約書(江戸条約)に基づき建設された、条約灯台と呼ばれる8基(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、劔埼、伊王島、佐多岬、潮岬)のうちのひとつ。』(Wikipediaより)
洋風?のなかなかカッコいい灯台でした。
灯台の横、石室神社参道と書かれた道をさらに進むと、急な下り坂の階段。
その先にあるのが石室神社。オーバーハングの岩の下に建てられた?崖にへばりつくような神社。
大宝元年(701年)創建と伝えられているそうです。しっかりと参拝させていただきました。
そして石室神社のさらに先には熊野神社がありました。写真の岬の先端にお社がありました。
名主の娘が漁師の男と恋に落ちたが、身分の違いで許されぬ恋。漁師は神子元島に流されたが、娘はここ石廊崎で火を焚いてお互いの存在を確かめていたのだとか…。最後には苦難を乗り越え結ばれるというハッピーエンドの物語がここ熊野神社にはあるようです。
お天気がいいと気持ちいいですね。
南伊豆、いいところです^^