京都山科の琵琶湖疎水

２７日の土曜日、少し早起きして山科の琵琶湖疎水を歩きました。ほぼ満開の桜がきれいでした。

山科の琵琶湖疎水は、大津からの第一トンネル出口から蹴上への第二トンネル入り口まで、山科盆地の北側の斜面に作られていて、昔から桜の名所として知られていますが、観光地からは外れているので、従来から観光の方が来られることはほとんど無かったと思います。

この日は上のコース図でいうと、右側三分の一あたりにある洛東高校から東へと歩きました。

上の写真が洛東高校正門から校舎への道。山科駅を北へ抜けると、このあたりに出てきます。横の川は疎水ではなく自然の川です。

洛東高校の前から東側を写した写真。ほとんど歩いている人はいませんでした。

毘沙門堂へ向かう道のあたりは、地域の方が育ててられる菜の花との対照がとてもきれい。

昭和になってから作られた諸羽トンネル。斜面の下を走るJR東海道線や湖西線の整備のために、ショートカットのトンネルが掘られました。

しばらく歩くと、その時に埋められた諸羽船溜の跡地は公園になっています。船溜は京都と大津の間を行きかう舟を係留して荷物の積み降ろしや船頭さんの休憩地として使用されていたそうです。

反対側にはJRの線路と右奥に山科駅が見えます。ここからだと山科盆地が一望できます。

さらに東に進むと、JR線を跨ぐ陸橋が見えてきます。

陸橋の上から京都方面の眺めが上の写真。高架になっているのが湖西線です。

桜の枝や花でわかりにくいのですが、やがて琵琶湖疎水の第一トンネルの西口へたどりつきます。このトンネルの向こう側は大津市。というか、既にこのあたりは大津市なので、トンネルの向こう側は琵琶湖畔（実際には山の近くですが）というのが正確です。

ここからは折り返して来た道を戻りました。青空に桜の花はいいですね^^。