昨日11日土曜日午後の三条大橋。
昨日も朝方に強めの雨が降っていたこともあり、鴨川の水はずっと濁ったままです。
何日前か忘れてしまいましたが、西側の遊歩道を越えて”みそぎ川”まで濁流が流れている映像をテレビで見ましたが、まだまだ濁った水が流れていました。東側の遊歩道には丸太?が打ち上げられていましたから、かなりの水量だったのでしょう。
このあたり、ついこの前まで西日本豪雨の影響で護岸が崩れた復旧工事が行われていました。平安京造営以来、暴れ川として多くの水害をもたらしてきた鴨川。梅雨末期の豪雨や台風を考えると心配です。
江戸の初期までは鴨川から東は広大な河原で、江戸時代に作られた堤防によって、今の祇園などの新しい市街地ができたといいます。堤防で川幅を狭めたことや、秀吉の御土居が撤去されたことなが重なって、以降はかえって洪水は増えたようです。
昭和10年には三条大橋も流された大水害もありましたから、決して油断してはいけませんね。
四条通や河原町通りには今月になって提灯が飾られ、スピーカーからは祇園ばやしが聞こえてきます。
例年なら17日の神幸祭から24日まで八坂神社の三基のお神輿の御旅所。
鉾立や巡行とともに、今年は神幸祭も行われないのですが、普段は四条センターとして営業しているみやげも店は例年どおり閉店しているようでした。お神輿が来ないなら営業すればいいのに…。
追記
昨日12日に通りがかったら、御旅所は工事中でした。
「厄除ちまき」の看板があったので、ここで何かしらの販売をされるようです。提灯が並んだ風景で、少しは賑わいを演出できるかもしれません^^。