昨夜の月食、京都では最初は雲がかかっていましたが、そのうちに晴れてよく見えました。
今回の皆既月食は、全過程を見られて、かつ地平高度が高いので、観測するには最高の条件だったそうですね。
でも外で見るのは寒かった… それと高度が高いので首も痛くなるし…
写真もうまく取れなかったけれど、赤銅色っていうのでしょうか、不思議な月を久々に見ることができました。
週半ばに東京モーターショーを見てきました。
夜8時まで開催されているのは嬉しいですね。出張のついででも、駆け足ならなんとか見ることができます。この日ビッグサイトに着いたのが5時前。3時間の駆け足見学となりました。
トヨタのどこでもドアの前では子供たちが写真に並んでいたり…
ブリジストンの"タイヤカフェ"では、「タイヤトークしませんか?」って呼び込みが…
面と向かって言われると、ちょっと恥ずかしい…^^;
ホンダのマイクロサイズの未来都市型電動コミューター「MICRO COMMUTER CONCEPT」。全長2.5メートル、全幅1.25メートルと極小サイズで、リチウムイオンバッテリーを搭載し約60キロ走行できるそうです。
自動車としてはマイクロかもしれないけれど、マイクロサイズというには、ちょっとでかいような…。それはともかく、いかにもという近未来デザインはなかなかのものでした^^。
スズキの『レジーナ』。特徴的な顔ですね~。こんな車が街中を走ってる楽しいいでしょうね。いかにも「エコカー」っていうデザインばかりの中で、この車は異彩を放つエコカーでした。ケロロ軍曹が怒ってるみたいですが(笑)
レクサスのブースには、パリス・ヒルトンが元彼からもらったという黄色のLFAが… 彼女は今は白のLFAに乗ってるそうですが、黄色もなかなかいいなって思いました。
ただレクサスのウェブを見ると、展示車はオレンジ色みたいで… 照明のせいでしょうか、肉眼でも黄色に見えていたのですけどね…
この車は世界限定500台が生産される予定のLFAの中で、そのうちわずか50台のみの「ニュルブルクリンク・パッケージ」ニュルでチューンして鍛えられたサーキット仕様です。
このLFAの奥にも少し展示コーナーがありました。
こんな感じの看板があって…
さらに進むと、スケルトン?のLFAが展示されていて、カーボンファイバーで作られたモノコックや、V10エンジン、カーボン・セラミックのブレーキ・ディスクなどを見ることができました。
そして、その車の反対側には、LFAを作ったスタッフが作ったというジオラマが展示されていました。名づけて「LFA工房」。
この円筒織りというのは、"組みひも"のことですね。カーボン繊維を”組んで”いるのは京都の機械メーカーの装置です。伝統産業と先端技術が結びつくのは京都ならではといったところです。
かなり細かいところまで表現されているジオラマで、これだけのものを作るのはたいへんだったでしょうね。
働いている人の姿がリアル。
モノづくりにこだわる、日本の”匠”の心意気が伝わってきて、日本の自動車産業の真髄にちょっと触れたような気がしました。もちろんエコカーの普及はどんどん進められないといけませんが、日本で開催のモーターショーでは、こうしたモノづくりへのこだわりも、これからも見つづけたいなって思いました。