写真中央のオレンジ色の物体が動いてました…
曇りガラスのような、雪が積もった池の氷の下を泳ぐ鯉さん。 勝手な想像だけど冷たいでしょうね…
写真中央のオレンジ色の物体が動いてました…
曇りガラスのような、雪が積もった池の氷の下を泳ぐ鯉さん。 勝手な想像だけど冷たいでしょうね…
土曜日、寂光院を参拝した後は近くの三千院へ向かいました。こちらは寂光院に比べれば大きなお寺さんですし、駐車場も整備されていることもあって、そこそこ観光の方がいらしてました。
門を入ると看板が…。
初午の行事で、大根炊きの接待があるようです。寒い日に大根、楽しみです^^。
ここ三千院は比叡山にその起源をもち、坂本、洛中、東山と各地を転々としたのち、今の地に落ち着いたのは明治4年といいますから、比較的最近になってからこの地に移ってきたということになります。
この往生極楽院は、三千院がこの地に移るずっと以前の12世紀頃からこの地にあり、元は別の寺院だったそうです。このお堂の中には国宝の阿弥陀三尊が安置されています。
往生極楽院の正面に位置する朱雀門。木々に積もった雪が太陽の光でキラキラと輝きながら落ちてきました。なんか神秘的です。
神秘的と言えば往生極楽院の天井には、創建当初はこんな青い画が描かれていたそうです。ちろん加持祈祷の護摩供修法が行われるため、その油煙による煤で覆われ今もう色は失われていますが、赤外線による調査や顔料の分析で、創建当時の色彩で復元されたものを展示室で見ることができます。
(パンフレットより)
展示室では何とも言えない碧さにちょっとゾクッとしました。
一通り拝観コースを見て回りましたが、境内の雪景色は美しくて…。
誰かが作ったのか、雪だるまもお坊さんのような表情です。
少し山の上の方にある、奥の院金色不動堂の前に設けられた大根炊きの接待処にやってきました。
あったかくて、美味しそう^^
この大根は大原の畑で有機農法で栽培されたものだそうです。大原の大根は、味付けもが沁みやすいと聞いたことがあります。いい色に炊けていました。
そしてこの大根は出世金色不動明王のご加護とご利益をいただけるよう、特別祈祷されたありがたい大根とのこと。熱~い大根をいただきながら、無病息災、開運招福を祈りました。
これだけあれば、無くなる心配はありませんね^^ おかわりしている方もいらっしゃいました。
大きな大根で、ほっかほかで、ほんと体が温まりました^^。
三千院の門前には、お土産物屋さんが並んでいます。大原といえばお漬物。
大根は食べたものの、お昼時だったこともあって、土井志ば漬本舗さんで試食を繰り返してしまいました。
で、志ば漬とすぐき、あといろいろ買って帰りました。
帰りにどこかでラーメンでも食べて帰ろうかと思ってたのですが、お漬物を買ったのでまっすぐ家に帰って、あったかいご飯と一緒にいただきました。
白いご飯に漬物って、どうしてこんなに美味しいんだろう…