昨日の9日、午後から休みで四条通りを歩いてたら、祇園のえべっさんの「えびす船」に遭遇しました。 七福神がそろい踏みです。
- 日記
この「えびす舟」は、八坂神社の摂社である「蛭子社」のお祭り。「京都ゑびす神社」のえべっさんとは別のもの。
「えびす舟」が通り過ぎたあと、四条通の歩道を巫女さん?が歩いて、マクドナルドの前で立ち止まりました。どうやらか「福笹」のデリバリーサービス?みたいです。
えべっさんといえば、「西宮戎」と「今宮戎」が有名ですが、四条大和大路を下がった「京都ゑびす神社」のえべっさんも「えびす様(恵比寿神)」に商売繁盛を願う人でいっぱいになります。
境内の二の鳥居の額束には今年も白い布がかけられていました。ここはえべっさんの顔がついた福箕(みの)が掛けられていて、普段はそこをめがけてお賽銭を投げられるのですが、十日ゑびすの期間は危険防止が優先ですね…。
拝殿には、奉納された招福まぐろが既に置かれていました。お賽銭の硬貨がマグロに貼りつけばお金が付くと言われているそうですが、人が多くなると網が貼られると思うので9日はチャンスかもしれません^^
祈祷済みの笹をもらって(3000円で買って)、そのあと好きな宝船や鯛などの縁起物を買って笹につけてもらいます。子供のころは家から笹を持って行ってたような記憶もうっすらとあるのですが、もう忘れました。
以前にも書いたと思うのですが、『ささ』は京ことばで『お酒』のことだそうで、400年前の宮司さんのアイデアで、お酒(ささ)を飲んで千鳥足で来る参拝者に、青々と真っすぐ伸びることから縁起の良いとされる笹を持って帰ってもらうようになったのだとか。
こちらは「人気大よせ」という傘のような縁起物。大阪や西宮のえべっさんに行ったことが無いのではっきりとは言えませんが、たぶん京都のえびす様にしかないアイテムかと思います…。祇園のお茶屋さんや、飲み屋さんにもこのぶら下げているところがあります。
お参りした後は、本殿の横の壁をとんとんとたたいて帰るのが決まり事。えびす様は高齢で耳が遠いので、とんとんとたたくことで、お参りにきたことをお知らせをして参拝終了となります。
えべっさんに行ってからしばらくは、商売繁盛 笹もってこい! 商売繁盛 笹もってこい! のフレーズが、ずっと頭の中で聞こえていました^^;