全国女子駅伝

12日の日曜日、今年も京都で全国女子駅伝が開催されました。30年以上関わってきましたが、今年はオリンピックイヤーということもあって、なんとなくですが、例年より熱気があるように感じました。

前日の土曜日の午後に岡崎の京都会館で開会式。開会式は挨拶や選手宣誓など"セレモニー"なので、必ずしも選手ファーストとは言えないかもしれませんが、式が始まる前に過去大会の映像には選手たちも見入っている様子でした。特に数年前の吹雪の中でのレース模様が写しだされると、悲鳴のような声も聞こえてきました。

翌日の京都で雪が舞う可能性も低く、ましてや積雪など考えられない暖冬です。京都市では初氷の発表もまだだったと思います。

翌朝、午前10時前から各中継点への選手の移動がはじまります。スタンド前に都道府県順に整列して名前を読み上げられた後、バスで中継点へ移動。バスの中で隣り合った人と何か話をしているのでしょうか…。

そのころ会場周辺ではNHKの中継車やバイクが終結。高価な機材とふんだんなスタッフでの中継は、テレビを見るにはいいのですが、ネットへの配信を含めてここまで必要かと、どこかの政党のことがふと頭をよぎりました。

ただNHKの方によると、こうした競技中継は、中継技術を高め維持するためには欠かせないのだとか。ここで培われた技術が、災害報道などの現場で役立つのだそうです。まあ、そうなんでしょう。

選手を先導する白バイ隊も到着。この全国女子駅伝は京都府警の白バイ隊の方々にとっても晴れ舞台なんだとか。テレビにけっこう映りますものね…^^。

そして「ふるさと屋台村」在京都の各県人会のみなさんがふるまう郷土の味。

残念ながら楽しみにしていた大分県の団子汁はありませんでした。大分県は「中津からあげ」になってましたが、それなら露天でも買えるし…、なんて思ってましたが、いろいろ事情があるのでしょう。

もう一つの僕の定番の山形の「玉こんにゃく」は健在。あつあつのこんにゃくをいただきました。

レースは地元京都が3年ぶりの優勝。長崎や長野、宮城の選手もがんばってましたね。

テレビには映りませんが、4時頃から隣の体育館で表彰式。優勝した京都チームには皇后盃が授けられました。

ここで結果が出た選手も、出なかった選手も、また来年の大会を目指してがんばってください！