今日26日は絶好の行楽日和になりそうなのに仕事。ところが昨日の金曜日は急に休みが取れちゃいました。
何も予定もしてなかったのですが、京都市内は金曜日というのに、他府県ナンバーの車で混んでたので、とりあえず京都脱出を考えました。
で、でた結論が西国三十三所巡礼。5月に壺阪寺へお参りした時点で、あと3つで満願というところまで来ていたのですが、2007年のGWに始めて4年半、後もう少しがんばらなくては…^^;
番外札所を含めて、あと4つの寺が残っているのですが、そのうち3つは兵庫県。
まずは清水寺に向かいました。平日なので京都から高速経由で1時間半くらいで到着。
普段は出向かない方向なので、もっと遠い気がしていたのですが、時間距離は近いことに少し驚きました。
海抜500mという山上の駐車場に車を止め、境内に入ると鮮やかな紅葉が目に入ってきました。
きっと今日あたりは京都もきれいな紅葉が見られるだと思いますが、僕にとってはここで見る紅葉が今年最初の紅葉狩りとなりました。
推古35年(627年)に推古天皇勅願により、根本中堂が建立されたといいますから、長い歴史を有する寺院です。この根本中堂のご本尊の十一面観音像は秘仏とのこと。
ここは大正2年の山火事で全焼したたということで、根本中堂をはじめ現在ある建物は、すべて大正以後に再建されたものだそうです。
この大講堂本尊の千手観音坐像(大正時代作)が西国三十三所の札所本尊で、こちらは拝観することができます。
大講堂からは遠くに明石大橋や淡路島が見えていました。
根本中道の奥に「おかげの井戸」というのがありました。滾浄水(こんじょうすい)とも言うそうです。ここは「開山法道仙人が水神に祈って湧水した霊泉」とのことで、「清水寺」の名の由来とか…
この水面をのぞいて自分の顔を映すと寿命が3年延びると書いてありました^^。
境内には僕の好きないちょうの木もたくさんあって、きれいな黄色が青空に映えていました。
黄金色の絨毯。
ぎんなんもたくさん実っていました。毎日拾われているようでほとんど落ちていませんでしたが、それでもちょっと香りが…^^; これは仕方がないですね。
昭和59年に再建されたという薬師堂は、「十二神将」が安置されていました。
この「十二神将」は「せんとくん」の作者として有名な薮内佐斗司氏の作。十二神将が干支のキャラクターとして創られています。どれもかなり個性的な作品?になっていました。
ちなみに自分の干支である寅のところを見ると、真達羅大将がこんな感じになってました。
帰り道、あちこちに柿がなっていました。とてもなつかしい風景です。
すすきも風になびいていました。 晩秋って感じです。
このあと、三田の花山院菩提寺へ向かいましたが、また改めてアップしたいと思います。