淀の河津桜

天皇誕生日の23日、淀に河津桜が咲いていると聞いたので、見に行ってきました。

淀までは京阪電車に乗っていきました。淀駅に着く直前に見えたのは、改装中の京都競馬場。去年の11月から2023年の3月まで工事で競馬の開催もありません。子供のころは時々親に連れられて遊びに来てましたが、最近はご無沙汰しています。

三角屋根が特徴だった淀駅が高架になって10年ほど経ちました。競馬場までは専用の高架の専用通路になりましたが、それまでは競馬ファンでごった返していた風景は、今思えば昭和の風情でした。

淀駅を降りて少し歩くと高架の向こうに淀城の石垣が見えます。

桂川、宇治川、木津川の三川合流地のあたりに建てられた淀城ですが、今は少しだけ残されたお濠を除いては、水辺のイメージはありません。

公園になっている石垣の上から見ると、京阪電車のダブルデッカーが通過していきました。

駅から10分ほど歩いた水路沿いに河津桜の並木がありました。2002年に伊豆から取り寄せた2本の苗木を植樹したのが最初だそうで、この水路沿いに地元住民を中心に植樹した約200本の河津桜があるそうです。

まだ少し早い感じでしたが、これからは人がもっと増えそうなので、ちょうどよかったかも。

暖かくなってきて、メジロが飛ぶ姿も見えました。スマホでは移せませんが、左右のカメラのレンズの先に、かわいいメジロがいました。

きっと河津桜の蜜をすすっていたのでしょう。

京都も緊急自他宣言が解除されることになりました。

今年の桜のシーズン、人出は多くなりそうですね。