昨日は節分。今年も壬生寺の節分会に行ってきました。
- 日記
夕方に行ったので人は少なめだと感じましたが、なんというか雰囲気がずいぶん明るくなったように感じました。
壬生寺の節分会では、素焼の炮烙を奉納します。奉納された炮烙は、壬生寺で開かれる春の壬生狂言の演目「炮烙割」で使用されます。(毎年同じ写真ですが何年か前の京都新聞の記事の写真を拝借しました。)
この狂言は、人をだまして市場へ一番に出店しようとした炮烙売りが、競争相手の太鼓売りの仕返しに遭って、積み上げられた売り物の炮烙が次々と落とされて割られる…という話。
こうして落とされて割れることで、”厄が落ちる”とういわけです。
境内で素焼きの炮烙を500円で買って、家の名と、家族の年齢と性別、そして願い事を書き添えます。家族の数え年を考えるのは一苦労ですが、その一覧表や願意の例など書き方も掲示されています。
書き終わった炮烙は納め所へもっていって納めます。
これで厄を落として、それぞれの目標に向かっていければと願っています。