六波羅蜜寺の追儺式 [日記]
節分の日、壬生寺に行く前に六波羅蜜寺の追儺式を見てきました。
六波羅蜜寺の追儺式には、読経の中、鬼ではなく土蜘蛛が現れます。江戸時代に住職の勤め中に土蜘蛛の精が現れて邪魔をし続けたそうで、その土蜘蛛を鉦や太鼓で念仏を唱えて退散させたのが始まりとか。
六波羅蜜寺は、この一帯に平家と平正盛が邸宅を構えたことから、平家とも縁が深く、中央の11面観音菩薩像の左側にある小さい方の屋根の下に今も清盛の塚があります。
ここ六波羅蜜寺では、「鬼は外、福は内」ではなく、「福かっこめ~福かっこめ~」とのかけ声をかけながら豆まきが行われます。関東の酉の市みたい。
この2枚は7年前の写真。糸を吐くところは土蜘蛛そのものですが、顔は鬼のように見えるんですけどね…
立派な衣装を着た土蜘蛛ですね。こういう行事がうらやましいです。
by JUNKO (2023-02-05 19:38)