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観音正寺と城跡 [西国三十三ヶ所巡礼]

21日の日曜日。あまりの天気の良さに午後になってどこかに出かけたくなりました。
こんな時は三十三所巡り。滋賀県の観音正寺に行ってきました。

八日市に入ると、ところどころでコスモスが咲いています。
思わず車を停めて写真をとってしまいました。


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石寺楽市と書いた農産物を売ってるところがありました。
何でもこのあたりが日本で最初に楽市が開かれたそうです。
ここに車を停めて、参道を登ろうとしたら、駐車料金300円と書いてあります。
お店に入って駐車料金を払おうとすると、
「登られるんですか? 近くまで車で行けますよ」って言われました。
ガイドブックには徒歩40分とあったのですが、これくらいは登らなきゃ!
お店で木杖を借りて参道へ向かいます。


集落の中の細い道を参道口へ向かいます。


しばらく山道を歩くと、ついに石段が出現しました。


道端にはあちこちにお地蔵さんが。


食べ散らかしたような栗も落ちてます。


中世から信長に討たれるまでは佐々木六角氏の観音寺城があったとのこと。
石垣のように見えるのはその遺構でしょうか。


それなりのペースで歩くこと35分ほど。ようやく到着。
既に西日が差し込んでいます。中央奥に琵琶湖の水面が少し見えました。


手を洗おうと思ったら、石臼から水が流れ出ています。
何かいわれがあるのでしょうか?


大きな樽に屋根をつけたようなお地蔵さんがありました。
「人に言えない苦しみを持つ人が一心に願うと救われる」とのこと。


平成5年に焼失し、平成16年に再建されたという本堂。
街中によくある鉄筋コンクリートの新築のお寺とは違って、
木のぬくもりが伝わってきます。
本尊の千手千眼観世音菩薩坐像はインド政府の特別許可により輸入された白檀原木を使用したとのこと。高さ6メートルの木彫りの観音様は圧巻でした。


お寺から観音寺城跡まで310mとのこと。
かなり太陽は傾いてきていましたが、好奇心には逆らえません。


お寺からさらに坂道と石段を登ると「本丸跡」にたどり着きます。
そこは薄暗く静かなところでした。
信長に敗れて以来、時が止まっているかのようでした。

 


お寺に戻り、来た石段を降ります。
暗くなるまでに麓に戻らないといけませんが、
石段から見える夕焼けがとてもきれいで、しばし足を止めてしまいました。


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