山陽道を西へ 一乗寺と圓教寺 [西国三十三ヶ所巡礼]
GWの次の週末。岡山の弟の家に行ってきました。
せっかくなんで山陽道沿いの札所2箇所に途中お参りしてきました。
本堂から見た国宝の三重塔(一乗寺)
紅葉の季節はさぞ美しいでしょうね。
京都を朝出て、山陽道を西へ。目的地の岡山へは昼一番に行く約束。
ちょっとあわただしいけど、その途中に一乗寺と圓教寺の2箇所をまわってきました。
加古川北ICから車で15分ほど走ったところに一乗寺はありました。
道路に面したところ。奥の方に階段が見えました。
朝早かったからか、入り口の料金所?は無人。そのまま境内に入ります。
(帰りにちゃんと拝観料300円を払いました。)
172段あるという階段。ここを登って行くと、左手に三重塔が現れます。
その上にある本堂は、最近まで解体修理されていたそうです。
本堂からは、新芽が吹いた山がすごく近くに見えました。
さらに本堂の奥に続く道を登って行くと、開山堂の建物が見えてきました。
さらにその奥が『賽の河原』と呼ばれているところ。
雨上がりで足元が悪く、道なのか川なのかわからないところを歩いて行きましたが、いたるところに小さな石が積んであり、「南無阿弥陀仏」の小さな旗がたっていました。
子を思う親の気持ちは、今も昔も変わらないのでしょうね。
山陽道に戻り、今度は山陽姫路西ICを降ります。山陽道は、ちょうど次の目的地である書写山のふもとを走ってるので、行って戻ってってことになりますが、ICからは20分ほどで到着です。
駐車場からはロープーウェイで山頂へ。乗ってる時間は5分に満たないのですが、往復900円。家族6人で行ったので、少し痛い支出です。
雨上がりだったのですが、遠くは明石大橋や淡路島が見えました。
下の写真の左側の雲の下のちょっと黒っぽいあたりが淡路島です。
ロープーウェイからの瀬戸内の眺めは最高。山の新緑がきれいです。
山上駅を降りると、拝観料300円を払って寺域に入ります。
ここからは山を登って行きます。
15分から20分くらい登ると「摩尼殿」が現れます。
ここでご朱印をいただきました。
さらに奥には、映画「ラストサムライ」の撮影地である、大講堂など三つのお堂が並んでいます。
境内には「弁慶のお手玉石」というのがありました。
少年時代に弁慶がここですごしたことがあるとか。それにしても大きなお手玉です。
この時点で11時半を廻っていたので、急いで下山し岡山へ。
目的地には1時ごろに着くことができました。
往路は山陽道を岡山ICまで行ったのですが、帰りは岡山ブルーラインを通りました。
無料で車も流れているので、備前ICから岡山は、こっちを通るのが正解のようです。
無料化されて4年とのこと。詳しくは知りませんが、償還が無事に済んだんでしょうね。
たいしたものです。
このブルーラインには二つの道の駅があって、特に一本松展望園からの新着情報は瀬戸内海や塩田跡の眺めがすばらしかったです。
午後から天気も回復。展望台からは青空の下に瀬戸内海がひろがっていました。
第26番 法華山一乗寺
第27番 書寫山圓教寺
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