巨大こけし [日記]
京都会館の横にある京都市美術館別館の前に巨大なこけしが横たわってました。
長さ(高さ?)は12mもある巨大なこけしです。
日曜日、朝から所用で出かけたのですが、朝は京都も冷え込んで8時前で4℃くらい。寒かったです。
その帰り道、岡崎公園の駐車場に車を入れて、巨大こけしを見てきました。
これは「京都文化力プロジェクト 2016-2020」というイベントの一つで、「ヨタの鬼セレブレーション」という企画でアートユニット「Yotta(ヨタ)」さんの『花子』という作品。
Yottaさんの作品は以前にもこの"石焼き芋販売車「金時」” が京都文化博物館前に停まっていた時にもアップしましたが、国産最高級車トヨタ・センチュリーのVT45をギンギラギンに電飾したヤンキー仕様?の石焼き芋車は、やっぱり夜の大阪が似合うように思います。
文博前で見たときは実際に焼き芋を販売されていましたが、今日は静態展示でした。
焼き芋の移動販売って一つのアイデア商法だと思っていたのですが、『時代や価値観の境界線上で生き残る不思議な存在』…とアートっぽくなるんですね…。
その横には自走砲車? それともゴジラの映画に出てくるような光線銃?といったトラックがありました。
この荷台に乗っかった新型兵器は「大砲型ポン菓子機」なんだそうです。当然実際にポン菓子機として使えるもの。
後ろから見ると、独特のハンドルが付いているのでポン菓子機と言われればそう見えます。子供の頃は米と砂糖を持って、あの大爆発音を楽しみに眺めていましたが、そういえば最近は見かけないですね…。
Youtubeに動画がありましたが、かなり迫力ありそうです。
こちらはポン菓子機から戦争のリアリティを考えるのだとか。にしては、デザインが近未来的なんですよね…。
で、最初の『花子』さんですが、見ていると30秒に1回くらい「お腹すいた」などなんかつぶやいています。「ずいずいずっころばし」?の歌も聞こえてきました。
このこけしはターポリン(テント地)で作られた大きな風船のようなもの。後ろ側にまわると、風船であることがよくわかります。
2011年に制作され、これまでに日本各地で展示されてきたそうですが、屋外での寝ころんだ形での展示は今回が初めてだそうです。
『疲れたので横になっている』『腰が痛い』『涅槃像』あげくは『山口百恵が引退した時のマイクの生まれ変わり』などネットではいろんな説が飛び交っていましたが、こけしは子どもの布団に一緒に寝転がしておくのが本来の姿だったとかで、花子も寝転がれるように作ってあるそうです。明治の頃から収集家が置物として飾るようになって、今のように足元が太くなったのだとか。
今回も2月の展示当初は立っていたそうです。最初からの計画で、展示の途中で一度空気を抜いて、改めて横たえたそうです。
地元新聞によると「風致地区であることに配慮して」?なんだそうですが、それはともかく、いつも立っているものが横たわっていると、なんか面白いですね。
花子さん おつかれなのかな?
そうか こけしって立ち仕事が多くて太くなったんだ
知らなかった
by ゆうみ (2019-03-18 22:22)
巨大こけし、朝の番組で見ましたよ〜
「お腹すいた」とか、つぶやいてるのは知らなかったです!
by ikuko (2019-03-19 22:37)
見たことなかったです。
by JUNKO (2019-03-19 23:04)
寝大仏ならぬ寝こけし、面白い作品ですね。
by タンタン (2019-03-21 11:18)
先週、細見美術館に行った帰りにチラリと見えていたのですが先を急いでいたのでスルーしてしまいました^^;
足を止めて見にいけばよかったです。
by つぐみ (2019-03-21 21:03)
これ、ネットニュースで見ましたが、
その時もやっぱり環境に配慮して寝かせたって書いてあった気がします。
でも、寝大仏もあるから、寝こけしがあってもいいかも。
逆に意表をついてくれてる感じしますねー
by nicolas (2019-03-22 15:04)
テレビで見ました。
これもありだな、と思いました。
by らしゅえいむ (2019-03-26 20:44)