桜島：かずのこのなんやかんや雑感日記：SSブログ

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熊本｜寒いですね！ブログトップ

桜島　[日記] [編集]

前回の続きです。

熊本城を見学した後は、バスでこの日の宿の人吉温泉へ移動。露天風呂を楽しんで、そのあと宴会に突入です＾＾。

翌日は桜島を見ることができました。この日の桜島は元気？で噴煙が盛んに上がっていました。風下の方はたいへんなのでしょうが、自然の迫力に見入ってしまいました。

二日目は人吉温泉からスタート。霧島方面へ向かいました。バスから遠くに見えたのが桜島の噴煙。見慣れない光景に窓の外をずっと見ていました。

そして到着したのが「霧島アートの森」。

さっそく屋内展示場に入ると、一目で誰の作品かわかる巨大な水玉模様の巨大なハイヒール。存在感ありすぎです＾＾；

屋外展示場にもいろんな”アート”が…。　でもやっぱり現代アートは難しいです…。天気が良かったので気持ちよく見て回りましたが、特別印象に残る作品には草間さんのハイヒール以外には出会えませんでした＾＾；

男と女　ジョナサン・ボロフスキー氏　
上から見ると十字状に男女の平べったい像が交差しているのですが、角度によって影として男女のシルエットが現れます。ちょっと不思議な感覚です。

犬と散歩　藤浩志氏　　アルミ製なのでベンチにしてもいいとか…

森の観測所　カサグランデ氏＆リンターラ氏
「自然の様々な音を収集し，停泊させ，知覚することに焦点をおいた作品」の内部です。話し声がよく聞こえました。そうした音響効果が計算されているようです。

現代アートを堪能？した後は霧島へ。　バスの窓から高千穂峰？が見えました。

昼食は道の駅霧島で薩摩料理？の定食。写真は　『きびなご』の刺身。ニシン科の魚ということでイワシなどと同じですね。この刺身を酢味噌でいただいたのですが、さっぱりとして美味しかったです。

道の駅からは桜島が良く見えるそうですが、噴煙が拡散したのか昼食前はほとんど見えなかったのが、昼食後はうっすらと少し見えるようになっていました。風向きが変わったのでしょうか。

次に向かったのが霧島神宮。ここで団体行動を離れて一人で急いで参拝に…

実は前日に熊本に向かう新幹線の中で、会社の部下のお父様の訃報が届いていました。手伝いも必要だろうしすぐに引き返すことも考えたのですが、旅先で亡くなられたということで、その後の予定が見えない状態でした。いろいろ考えた末にとりあえずそのまま研修旅行を続けていました。

前夜遅くにようやくお通夜の時間が決まりました。そこから時間を逆算して、そしてバスのコースと鉄道の駅の近さや、少ない列車の時刻を考えて（といってもiPADで検索しただけですが）、できるだけ旅行にも参加できて、かつ効率良く京都へ戻れる移動方法を探したところ、霧島神宮からタクシーを15分くらい乗って霧島神宮駅へ行き、そこから特急「きりしま」で鹿児島中央駅に向かい、新幹線で戻るというのがベストの選択ということになったのです。

ＪＲ九州の特急には今年は「ソニック」に乗車しましたが、この「きりしま」も車両もユニークだし内装もきれいでいいですね。「きりしま」っていう名称は、かつて京都駅と鹿児島を結んでいた寝台特急と同じ名前ですね。一度は乗ってみたいと思いながら叶いませんでしたが。

しばらくすると、高千穂峰（たぶん）が再びきれいに見えました。

本来の旅程は霧島神宮から熊本に戻って新幹線に乗車するコースでした。なので列車の中からではあるけど、桜島の噴煙をまじかで見られるとは思ってなかったので、その姿が見えた時には思わず声が出そうになりました＾＾；

霧島神宮から駅まで乗ったタクシーの運転手さんによると、この季節に噴火すると季節風で噴煙は東へ流れるので、鹿児島市ではなく大隅半島が降灰等でたいへんだとのこと。そういうことは離れた地では、なかなか知りえないことです。

鹿児島駅から新幹線始発の鹿児島中央駅へ向かう途中も、桜島が見えました。市街地から本当に近いし、ニュース映像でしか見たことはありませんが、噴火するとた鹿児島市がいへんなのもよくわかりました。

3時前の新幹線で鹿児島を出発し、途中、徳山のコンビナートのあたりで日没となりました。新幹線車内からこのあたりの夜景を撮影するのは難しいけれど、これくらいの明るさなら案外きれいに撮れるんですね。

夜７時頃に京都に戻り、お通夜にかけつけることができました。