梅小路蒸気機関車館 [日記]
昨日の日曜日、京都は最高気温32度の真夏日でした。
暑かったけれど、次の日曜日で"閉館"になる、梅小路蒸気機関車館に行ってきました。
入口の旧二条駅舎。この日本最古級の木造駅舎が山陰線の高架工事に伴って移築されたのが1997年。ついこの前だった気がしますが、もう20年近く経つんですね…。
この期間の来場者はこんな切符がもらえます。
来年春には、大阪弁天町にあった交通科学博物館の鉄道関連の展示物などと合わせて、京都鉄道博物館としてリニューアルされるそうなので、蒸気機関車が見られなくわけじゃありませんが、なんとなく閉館という言葉には寂しいものがあります。
梅小路蒸気機関車館が誕生したのは1972年。当時小学校高学年だったので、何度もここへ足を運んだ覚えがあります。
自分に子供ができると、再び訪れるようになり、近年は”滑り止めに使われる砂を入れた受験お守り” をもらいにも来ていました。
扇形車庫からきれいに頭出しした機関車が整列していました。
閉館記念の旗で飾られていました。
空が青いと機関車もよりカッコよく見えませんか?
1994年から始まった”SLスチーム号”の体験乗車はこの日も子供連れを中心に大盛況。この土日は毎時30分の運転時には"義経号"が並走。
さすがにギャラリーもすごい数でした。
廻っている転車台上の機関車を見た覚えがあるけど、いつのことだったろう…
うちの奥さんは、ここへ来ると、いつもこの古い客車の中でお弁当を食べた思い出があると言ってました。
一時ほどではないものの、熱中症を招きかねない強い日差しに、扇形車庫の中に避難。
動輪や駆動系の部品もよく磨き上げられています。機械部品としても興味深々。
ふと場外の貨物線の方を見ると、機関車が3両連結されていました。左からC55、C11、D51の銘板が見えました。これで火が入れば三重連ですが…。
給水塔も京都鉄道博物館に引き継がれるのでしょうか…
スチーム号の機関車は、この信号に従って転車台に向かうんでしょうね。信号が変わるところも見てみたい。
この日のスチーム号は8620型の8630。
扇形車庫の天井の煤煙用の煙突。
帰り際に腕を伸ばして鉄道博物館の工事現場を撮影したら、0系新幹線が写っていました。どうやらあのあたりが展示場所のようです。
閉館すると、特に曇りの日に京都市内中でよく聞こえたSLスチーム号の汽笛の音ともしばしのお別れです。
来年春の鉄道博物館の開館を楽しみにしたいと思います。
梅小路蒸気機関車館,閉館ですか。残念ですね。すごい施設でしたのに。
by kawasemi (2015-08-26 10:34)
もう閉館なんですね。そして新しい建物へ。
水族館といい、この辺りの変貌はすごいですね。
by ラブ (2015-08-27 09:28)