建仁寺：かずのこのなんやかんや雑感日記：SSブログ

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昨日の土曜日、近くに行ったついでに建仁寺さんを拝観してきました。

雨が時々落ちてくるような、とても蒸し暑い日でしたが、風が強くて、その風が吹き抜けていたせいかとても涼しくて、来られている方もとてもリラックスしてお庭を眺められているようでした。

祖父母の家が近かったので、子供の頃からよく境内を通っていた建仁寺さんですが、中の庭を見たのは大人になってから。それでも、この○△□の庭は何のことかさっぱりわかりませんでした。

昨年１月に来たときには、建物の修繕用の柱が建ててあったこの庭も今回はゆっくりと見ることができました。○△□という3つの図形は、宇宙の根源的な形態を示しているそうで、禅宗の四大思想（地水火風）を地（□）水（○）火（△）で表しているのだとか。

（この写真は２０１０年８月の記事のものです）　
ちなみに△は奥の白石を少し高く盛ってあるところが、上からみると三角形になっていることを指しています。

これなら書けるなんて不遜なことは考えてはいけませんが、庭も書も眺めているうちに心穏やかになってくるのは不思議です。

紅葉の秋もいいし、雪の日に来たこともありましたが、緑の濃い夏も悪くはありません。

以前は撮影禁止だったた雲龍図（襖絵）のレプリカも今は撮影OK。原本は全て軸装され、京都国立博物館に重要文化財として保管されています。

安土桃山期の海北友松による雲龍図。いつみても迫力があります。

こちらは法堂の「双龍図」。　2002年に昨年亡くなられた小泉淳作画伯の筆によるもの。約２年の歳月をかけた畳１０８畳にも及ぶ大作です。画伯の襖絵などの作品を、またゆっくりと見てみたいものです。

前日の金曜日は、甲子園に行ってました。

前日までのジャイアンツ戦に三連敗したショックからか、カープ相手に無気力とも思えるような凡プレーの連続で、惨敗。

すぐ後ろの応援団の人たちも「今日はみんな早打ちで、トランペット（で応援歌を演奏する）はいらんなぁ~」と嘆き節。

選手たちだけでなく、ライトスタンドもテンションは最初から低くて、今にも雨が降りそうな天気の下で淡々と試合は進んでいきました。

もっと強い雨が降るかと思って、防水のコンデジを持っていったのですが、こういうカレーライスの写真なんかは、色がうまく撮れません。

でも、この「激辛ハバネロ甲子園カレー」、久しぶりに食べたのですが、メチャ辛い！　こんなに辛かったかな…、チーズをトッピングしておいて良かった、って感じでした。Cocoイチの"５辛"くらいに感じでした。

夏休み最後の週末に、雨の中を応援に来ているファンのためにも、プロらしいプレイを見せてほしかったな…。昨日は藤波君がふんばって勝ったけど、今日はまた金曜日と同じような負け方…。

このモヤモヤ感…、僕は翌日の建仁寺さんで、庭を眺めて昇華しました。(笑)　クライマックスシリーズまでに、タイガースももう一度なんとか体制を立て直してほしいものです。