篠山城跡 [日記]
昨日の月曜日、丹波篠山に出張でした。帰りがけに篠山城跡に立ち寄ってきました。
仕事が終わってからなので時刻は5時をまわっていましたが、城跡は8時までは入れるようでした。
駐車場も午後4時以降は無料ということでした。
その駐車場は三の丸にありました。大きな外堀にかかる橋を渡りましたが、二の丸と本丸は内堀に囲まれた二十堀構造。高石垣もきれいでした。
篠山城は家康の命により「天下普請」によって築かれた城。
丹波国以西の15カ国の外様大名、延べ8万人が駆り出され、1年足らずの突貫工事で完成したとか。
二の丸には2000年に再建されたという大書院の立派な建物がありました。明治維新後の廃城令後も取り壊されずに残っていたものの、昭和19年に失火で焼失したそうです。
この二の丸にある井戸は、深さ14メートル,そして水深は8メートルもあるそうです。いざという時も水の心配はなさそうです。
本丸の南東角には天守台がありますが、一度も天守が築かれたことはないそうです。石垣や堀など城の造りがあまりにも堅固すぎることを幕府が懸念したためなんだとか。幕府の命で築かれたのに…。
そこから東を見ると、丹波富士とも呼ばれる高城山が見えました。明智光秀が丹波攻めで波多野氏を滅ぼした八上城があったところ。戦国時代の山城から平時の平山城へ変遷が垣間見えました。
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