六地蔵参り [日記]
8月22日、23日は「六地蔵参り」。京都周辺部の出入り口(街道沿い)六ヶ所に祀られた地蔵菩薩を巡拝して、家内安全、無病息災、家運繁栄を祈願する行事です。
そのうちの一ヵ所、23日の午後8時頃の山科・四宮の徳林庵。灯りはついていましたが、ひっそりとしていました。
例年は終夜参拝できるのですが、今年は時間限定で御開帳されているようでした。
一昨年までだと、ここはこんな感じで人であふれていました。
そして山科駅から500mほどの狭い旧東海道の両側には露店が並び、夏の終わりを楽しむ家族連れや子供たちで身動きがとれないほどでした。
お供え物は例年どおり供えてありましたし、六地蔵巡りの「お幡」や御朱印を求める方もいらっしゃいましたので、露店が無い以外はちゃんと行事は粛々と行われているようでした。
そもそもこうした行事が俗化・レジャー化していたのは間違いありませんし、かと言って、ここまでひっそりとしたものが本来の姿とも思えません。今の時期は、何が本来の姿なのか、とか、どうあるべきか、を考える良い機会なのかもしれませんね。
僕も地蔵菩薩様に手を合わせて、コロナ退散を祈願して帰りました。
そのご利益がありますように。
by JUNKO (2021-08-27 19:20)
おっしゃるように「今の時期は~良い機会~」
今は停滞しているけれど、次なる世界への
HAZAMA(狭間)なのだと思っています。
by mirro (2021-08-27 23:09)