いけばな発祥の地 六角堂

「六角さん」と呼んでいる六角堂が西国巡礼三十三所の第十八番札所ということなので、行ってきました。

昨日は所用で休みをとっていて、昼過ぎに四条に買い物に行ったついでにおまいりしてきました。普段はスーツを着て歩くビジネス街のランチタイムに。妻とうろうろするのは少し変な感じもします。
この日は朝から強い雨だったのですが、お昼ころには小降りに、この後午後には陽も射してきました。

六角堂は寺号が紫雲山頂法寺。平安京ができる２００年以上前の西暦５８７年に聖徳太子によって創建されたとのこと。境内には聖徳太子を祀った太子堂と、池（今はコンクリートの池ですが）があり、太子が沐浴された池の跡との伝承があるようです。

太子堂

太子が沐浴された池の跡？

平安京建設時に道路予定地に六角堂があたってしまい、桓武天皇が使者をたてて今少し南北どちらかに動いて頂くよう祈願されると、礎石（へそ石）一つ残し御堂が５丈（約１５ｍ）ばかり北へ動いたという伝説は有名です。

へそ石　京都の中心とも言います。

 

池のほとりに小野妹子ゆかり寺坊があったところから「池坊」と呼ばれ、室町時代に六角堂の僧侶によって華道が完成されたとのこと、池坊の華道家元が代々住職を務められているそうです。
 

南側のコインパークから見た六角堂。後ろに池坊会館が見えます。


烏丸通りから見た池坊会館

西隣のビルのシースルーエレベーターからの眺め。六角なのがわかります。
このビルも六角堂さんの所有と、以前に地元の新聞で読んだことがあります。

コメント 1

はじめまして。
「はぴeファンブログ」のゆうこと申します。
「はぴeファンブログ」では、「オール電化」を楽しんでいる主婦が関西地区のお出かけ情報・グルメ情報を楽しく紹介しております。
ちょうど、先日私も六角堂に関する記事をアップしましたので
宜しければ私たちのブログにも遊びにきてくださいね。
by ゆうこ (2007-06-11 09:17)