名古屋城本丸御殿 [日記]
名古屋城本丸御殿の「上洛殿上段之間」。襖から天井に至るまで絵画や彫刻で彩られていて、まさに絢爛豪華。
天守閣へ向かって歩いていると、その手前に本丸御殿が現れました。戦前は国宝にも指定され「近世城郭御殿の最高傑作」とも言われていたそうです。
戦災で焼失し、平成21年(2009年)より復元工事が始まり、完成部分から順次公開され、平成30年(2018年)に全面公開となりました。
入場前に簡単な動画で入場時の注意事項を確認したうえで中に入ります。コロナ禍でこうなったのでしょうか。それとも動画だと英語や中国語も表示できるので便利だからかな…。
中に入ると金箔押しの障壁画がまぶしい!
ここは対面処。藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に用いられた部屋ということだそうです。
将軍が滞在したという上洛殿二之間。天井や欄間が豪華。
欄間は彫刻は富山、彩色は京都と現代の職工の技術の結晶ということになりますね。
復元費用は約150億円だったとか。内訳ははっきりわかりませんが、国・県からの補助金と、市税で50億円ずつ、残り50億円は寄付で集めたそうです。トヨタとか企業も相当寄付したのかもしれませんね。
耐震性不足で閉館中の天守閣の木造再建は500億円の費用が見込まれるのだとか。
はたして黄金の金鯱の復元木造名古屋城を見ることはできるのでしょうか…。
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