函館市北方民族資料館 [日記]
旧日本銀行函館支店が函館市北方民族資料館として利用されているということで見学することにしました。資料館はアイヌ民族の衣装や生活用品をはじめ、北方民族に関する資料など、思った以上に見ごたえがありました。
展示内容には ”北方民族” に関する資料がわかりやすく展示されていて、実に多様な民族が多様な文化を持っていたということに驚きました。
アイヌ民族の「イヨマンテ」にあたる「熊送り」の儀式が、北米を含む北方民族に広く分布していることも初めて知りました。
アイヌ民族に関するものは、衣装や生活に関わる道具などが数多く展示されていました。
僕がアイヌという民族が北海道に存在することを知ったのは小学校の低学年のころ。中山千夏さんが出演の「お荷物小荷物」というドラマを見たときでした。ストーリーとかは全く覚えていませんが、衝撃を受けたのかアイヌ民族の存在をこのドラマで知ったことだけは、ずっと覚えていました。
アイヌ文様はモレウ(渦巻き文様の意)、アイウシ(とげ文様の意)が基本で、これらを組み合わせ、連続した線で結んでいくものだそうですが、優しさや美しさを感じます。
自分ごときが軽々しく口にすべきものではないのでしょうが、アイヌの方々やその文化の存在は日本という国の財産だと思います。数年前にできた国立アイヌ民族博物館にも、いつか行ってみたいと思っています。
いいものを見て来ましたね。
by JUNKO (2024-04-21 12:22)