水木しげる展 [日記]
ねずみ男。どこか憎めないキャラは鬼太郎よりもポピュラーな国民的存在なのかも。
日本人のDNAには勤勉とか真面目とかというのとは違うものもあることを僕に感じさせてくれるキャラです。
行ったのは「龍谷ミュージアム」。
龍谷大学の仏教総合博物館であるこの施設で、水木しげる展というのは少し違和感がありましたが、そういえば昨年の「地獄絵ワンダーランド展」にも、氏の地獄絵が展示されていたので、彼の人生観とともに、この博物館で開催する意味もあるのだろうな…なんてぼんやり思ってました。
行ったのは9月30日の日曜日だったようです。台風でイベントが延期になったようですが、この台風は何号だったのか…。
構成は、
プロローグ:水木しげる劇場 ~波瀾万丈人生紙芝居~
第1章:武良茂アートギャラリー ~少年天才画家あらわる!~
第2章:水木しげる漫画研究 ~片腕で生み出す独自の画法~
第3章:水木しげる人気三大漫画 ~鬼太郎/悪魔くん/河童の三平~
第4章:総員玉砕せよ! ~壮絶な戦争体験記~
第5章:溢れる好奇心 人物伝
第6章:短編に宿る時代へのまなざし
第7章:妖怪世界へようこそ
第8章:人生の達人 水木しげる
といった感じで、以前に百貨店でみた水木しげる展とそんなに変わらない印象でした。
本展は各地を巡回しているようですが、ここ京都会場のみ仏教世界に関連する作品が展示されていました。やっぱり龍谷ミュージアムさんのこだわりがあったのでしょうか。
仏教に関連するものとして、「常世国」、「往生要集の地獄」、「八大地獄の光景」、「決死の渡海 補陀落浄土」の直筆原画が展示されるていました。そして幼少期に大きな影響を受けたという鳥取県の正福寺の「地獄極楽絵図」の複製パネルもありました。
僕も子供の頃に通りがかる都度、六道珍皇寺の地獄絵を見せられたのがすっごく印象に残っていますが、怖がっただけに終わってしまいました。その後の人生に何か役に立っているのかな…
ちょっと怖くて、子供の頃は大好きとまではいかなかった鬼太郎をはじめとする水木しげる氏の世界ですが、今改めて接するといろいろなものが見えてきますね…。時間をみつけて作品を読み直してみたいと思います。
昨夜、上海から帰ってきました。
この前の福岡空港もそうだったのですが、関空も入国審査が顔認証ゲートになっていました。
パスポートの写真データと顔認証ゲートで撮影した写真を照合して本人確認を行うそうです。
↑によれば、出国も11月末までには顔認証ゲートになるようです。
顔認証なんて近未来映画の世界だったのに^^; 便利になりました。
こんばんは!
サザエさんもドラえもんもそして鬼太郎も
原作に比べて可愛くなり過ぎ。
特に鬼太郎は妖怪ですから、原作のイメージを
壊して欲しくないですね!
by Take-Zee (2018-10-17 18:09)
近くにすんでいたら、逃しません。大の水木ファンとして。
by okko (2018-10-18 15:09)
水木しげるさんは、大変な戦争体験をしているんですよね。これらは戦友の化身でしょうか?
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2018-10-19 21:20)